原子爆弾の原理と構造
核分裂物質(ウラン(235U)やプルトニウム(239Pu))をある一定量(臨界量)以上一カ所に集めると、核分裂が連鎖反応を起こす「臨界状態」となる。この状態のまま爆薬を用いて急激に圧縮すると反応が指数関数的に増加する「超臨界」となり、大量の熱量を放出する。臨界状態に必要な核分裂物質の量は爆弾の構造によって異なるが、最新の理論ではインプロージョン型の場合Puで1.5kg。235Uで3kg程度である。原子爆弾の構造は大きく分けてガンバレル型とインプロージョン型の2種類がある。
原子爆弾の特徴
原爆は、従来の火薬による爆弾とは桁違いに強力な爆発力を持っている。
瞬間的に発生する強大なエネルギーにより温度が急激に上昇して広範囲に熱線を放出し、火災を起こしたり、人体へは火傷を負わせたりする。また、急激な温度の上昇により周囲の空気が急速に膨張し、衝撃波となって放出される。その高熱の熱線と強い爆風が、大きな破壊力を発揮する。
また、爆発と同時に透過力の強い放射線(ガンマ線や中性子線)を放出することも、原爆の大きな特徴である。
長崎・広島の原爆の違い
長崎原爆の核物質にはプルトニウム239が使われており、それを火薬で取り囲む形で密閉していた。外側の火薬の爆発エネルギーで球状の殻(タンパー)ごと圧縮し、プルトニウム239を核分裂連鎖反応が起こる超臨界状態に押し進めると、中心に仕込まれた中性子源から中性子が飛び出す。これが引き金となってプルトニウム239の原子核分裂反応が起こる、インプロ―ジョン(爆縮)方式と呼ばれる爆弾であった。
長崎原爆 ファットマン
(長さ3.5m 径1.5m 重さ4.5トン)
原爆材料:プルトニウム239
プルトニウムの量は6.2kg
爆縮型
爆発力:TNT火薬21キロトン
相当
爆発高さ: 503 m
広島の原爆は、細長い金属の筒の両端に核分裂物質(ウラン235)を臨界量(爆発させるために必要な量)より少ない2つの固まりに分けておき、火薬を使い臨界量以上に合体させる、ガン・バレル(砲身)方式と呼ばれるものであった。
広島原爆 リトルボーイ
(長さ3m 直径0.7m 重さ4トン)
原爆材料:ウラン235
ウランの量は62kg
大砲型
爆発力: TNT火薬16キロトン相当
爆発高さ: 600 m
日本(広島と長崎)に
違う種類の原爆が落とされたのは
両方の原爆を試す為の
人体実験だったんじゃないのかな?
原子力発電の原理と構造
原子力発電は、原子炉の中でウランが核分裂(かくぶんれつ)するときに発生する熱を利用して蒸気をつくり、その蒸気の力でタービン(羽根車)を回し、タービンとつながった発電機を動かして発電しています。
めた坊の高校時代のノ~トより
■原子力発電と原子爆弾の違い
原発と原爆は別物って言われるが
原発が制御不能に成った時の被害は
原爆と同等かそれ以上。
『原発と原爆は別物』は
推進派の屁理屈です!
オバカ原発推進派さん
反論があれば
俺が納得がいく様な
コメント下さい(笑)!
まあ、無理だろうけど(笑)!