今でこそ、バゲットという言葉が普通になりましたが、
昔は、「フランスパン」でしたよね。
朝はご飯という人も多く、パンと言えば、食パンが主であった日本。
フランスパンが、これほどまでに愛されるようになったのは…
そう、バゲットの神様のおかげ。フィリップ・ビゴさんです
明日9月17日は、ビゴさんのお誕生日でもあり、命日でもあります。
1965年(昭和40年)22歳、東京で開かれる見本市でパンを焼く職人に
選ばれ、初めて日本へ。その後、そのまま神戸にあるパン屋「ドンク」に
指導員として勤務。ドンクがフランスパンを販売し始め、
1966年ドンクが青山に進出すると、東京はまさにフランスパンブーム。
東京では、パリジェンヌのように、バゲットを持って歩く女性が増加。
1980年のバブル崩壊、1995年の震災を機に、お店の数は縮小。
残念なことに、76歳になった2018年9月17日にお亡くなりになりました。
ビゴさんのお店では、今でも、ビゴさんのパンへの愛を引き継ぎ、
鷺沼、玉川高島屋 、鎌倉にお店があります。
ぜひ、バゲット、食べてくださいね!