京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

「Re:新規メッセージ/清水智裕」/Gallery Dalston

2024-07-04 | 美術・芸術・写真

【2024/6/27撮影】


展示が変わるたびにお邪魔しているGallery Dalstonさん。
今回は清水智裕氏の個展です。
何となく清水氏の描く少女たちの顔を見ていたら、
以前ここで、別のグループ展で見かけたことを思い出しました。

   

  

清水氏の描く少女たち、その表情が面白いですね。
天使なのか、悪魔なのか、人ぞれぞれに感じるものは違います。

  

清水氏曰く、
「絵画制作を続けるうちに、自分がゼロから創り出しているのではなく、
キャンバスの向こうにもともと存在している世界をのぞき見して
いるだけなのでは、という感覚を持つようになりました。
出来上がった作品はそこで見てきたことのレポートのようなものです。」と。

  

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『九十歳。何がめでたい』

2024-07-04 | 邦画



□作品オフィシャルサイト 「九十歳。何がめでたい
□監督 前田 哲
□原作 佐藤愛子
□脚本 大島里美
□キャスト 草笛光子、唐沢寿明、藤間爽子、片岡千之助、真矢ミキ、木村多江

■鑑賞日 6月23日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

原作者・佐藤愛子・100歳、90歳の現役俳優・草笛光子のタッグ。

学生の頃はよく佐藤さんのエッセイを読むのが好きだった。
大人になってからも読んだ覚えがあるが、
やはり若い頃に読んだものの方が今でも記憶に残っている。

映画では最近ちょっと見かけなくなっていた唐沢寿明が、
編集者・吉川役で脇的な位置づけ。
佐藤愛子の独断と偏見も何喰わず顔で耐えているが、
一方で吉川の家庭は闇を迎えていた。
歯に衣着せぬ佐藤の言動VSハラスメント編集者・吉川。
この映画の面白さはそこに尽きるかな(笑)
草笛光子さんは90歳でお元気で、セリフもしっかりしていて、
やはり唐沢寿明との会話バトルがなかなか絶妙だった。
実際、佐藤先生がこんな感じだったかどうかはわからないけど、
ま、雰囲気は「近からずも遠からず」って感じかな(笑)

タイトルがタイトルだけに、いつにも増してご老人の姿が多かった。
超高齢社会の日本、まだ映画を観ようと足を運ぶだけいいことかな。

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