京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

「海中顔面大博覧会/中村征夫」/フジフィルムスクエア

2024-07-10 | 美術・芸術・写真

【2024/7/3撮影】


水中写真の第一人者・中村征夫氏。何度か中村氏の写真展には足を運んでいます。
今回は「海中顔面大博覧会」と題し、海の生き物たちが一瞬見せた豊かな表情や
思わず微笑んでしまうしぐさを捉えた写真が展示されていました。

中村氏曰く、「魚の顔はもちろん、海中の風景や流氷の造形だけでなく、
サンゴ、ヒトデや海藻など、普段目につかないあるいはみんながうっかり
見逃しがちな、海の役者たちの生きざまも撮影し続けてきました。
長らく海に潜っていると、魚や生きものたちの顔、姿形から、思いがけない
イメージをインスパイアされることがよくあります。そのとき被写体から
受けた印象を崩さないよう心がけて、撮影に臨んでいます。」と。
撮影は単体で撮るのはだったので、ちょっと見づらいかもしれませんが

  

  

   

   

コメント (2)
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『朽ちないサクラ』

2024-07-10 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「朽ちないサクラ
□監督 原 廣利
□脚本 我人祥太、山田能龍
□原作 柚月裕子
□キャスト 杉咲 花、萩原利久、森田 想、坂東巳之助、安田 顕、豊原功補

■鑑賞日 6月29日(土)
■劇場 横浜ブルグ13
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

原作は未読。

ある事件絡みで親友の自殺に疑問をもった県警広報広聴課の森口泉(杉咲 花)。
刑事ではないが親友の自殺の原因を捜査権もないが真正面から調査追求していく。

花ちゃんの抑えた演技と反面、原因言及がこの映画の見せ場となっている。
市子』や『52ヘルツのクジラたち』を経て、彼女は俳優としてのキャリアを
確実に積み上げてきていると言える。
とはいえ、一人では成り立たないのが映画の世界。
ここでは脇を固める安田 顕や豊原功補と真相究明する過程や、
そこにある謎解きもが物語に深みを持たせている。
「正義」とはいったい何なのか・・・。 また、カルト宗教団体VS警察VS公安。
やはり重要な焦点となるのは警察VS公安だろう。
ちなみにタイトルにある「サクラ」は警察が公安のことを呼ぶ隠語。
様々な駆け引きと過去の資料、正論がいつも正しいとは限らない。
それは隠れた無言の圧力であったり、巨大権力であったり。
結局は折れ曲げられた真実は信じていたお前だったんだな・・・・

最後に泉は一から勉強し直して刑事になる道を選択する。
少し後味が悪かったところに、このシーンは大いに救いになった。

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