【2023/11/16撮影】
沖縄を拠点として活動する写真家・石川真生氏の作品展です。
昨年、沖縄は本土返還50周年を迎えましたが、ニュース等で報道されているように、
今もなお、様々な困難な問題を抱えている状況に変わりはありません。
精力的に活動している石川氏の生々しいこれらの写真を見て感じることは、
メインテ-マの「私に何ができるか」・・・てはなく、
その作品から、「私たちに何ができるのか」を問われている気がしました。
沖縄芝居-名優たち 沖縄と自衛隊 基地を取り巻く人々
ヘリ基地建設に揺れるシマ 日の丸を視る目
大琉球写真絵巻
石川氏の言葉。「特別有名な人が出ているわけでもなく、庶民の歴史。
普通の人たちが、どう動いているか、私の興味を持った人しか出していないわけ。
王朝の人たち、偉い人たちだけとか、名のある政治家だけで作っているわけではないからさ。
創作写真ではあるけれど、ドキュメンタリー的にその人を撮っているものもある。
計画を立ててやることはなくて、むしろ未来にどういう人に会うかということを
楽しんでいるものが多い。動いたら必ず出会いはある。そういう方がずっと面白い。」
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