『アイアンマン３（２Ｄ字幕版』

 

□作品オフィシャルサイト　「アイアンマン３」
□監督　シェーン・ブラック
□脚本　ドリュー・ピアース、シェーン・ブラック
□キャスト　ロバート・ダウニー・Ｊr.、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、
　　　　　　　ガイ・ピアース、レベッカ・ホール

■鑑賞日　５月８日（水）
■劇場　チネチッタ
■cyazの満足度　★★★（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

　　『アイアンマン』、『アイアンマン２』以降、今回が３作目
　　前作から３年空いているのだが、昨年『アベンジャーズ』で
　　ほぼメインで活躍していたので、今回は『アイアンマン４』という擬似感覚が（笑）

　確かに「アーマー（パワード・スーツ）」もさらにパワーアップ
　その数も増えて、なんだかウルトラマン・ファミリーのような味わい（笑）
　でも内容に関しては、作品を重ねるごとに希薄になっているようにも感じた。
　むしろ１の方がトニー・スターク（ロバート・ダウニー・Ｊｒ）の人となりに、
　感情移入がしやすかった。

　２Ｄで普通に観たのだが、かなり動きも早く、宙に居並ぶファミリー（笑）は
　もしかしたら３Ｄで観れば迫力もアップしたのかも。
　ただ、『アベンジャーズ』を観たあとだけに、なんだかワールドワイドな
　展開は薄れ、トニー・スタークの個人的な敵からの脅威におびえ、
　さらに最強のアイアンマン・スーツの開発に没頭する何ともいただけない
　設定にはちょっとガッカリした。

　恋人・ペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロウや、親友・ローディ役の
　ドン・チードルはお馴染み。　ペッパー・ポッツは元々、トニーの有能な秘書
　だったが、今回は彼に抜擢され、スターク・インダストリーズのCEOとなっていて、
　しかもマリブにあるトニーの家で一緒に暮らしていて、二人の関係もより進展している。
　いつもながらドン・チーゲルのアクションってどうなの(笑)？

　それに加え敵対する謎の集団のリーダー、キリアン役をガイ・ピアースが演じ、
　これがまたいい味を出していた
　天才科学者マヤ役にはレベッカ・ホール、そして何よりもアイアンマンの最強の敵とも
　言われているマンダリンを、ベン・キングズレーが演じているのはある意味貴重だ。
　しかしこの人にこんな役やらせてもいいのだろうか（笑）？

　　なんだか守りに入ったアイアンマンなんて観たくないなぁ
　　次ももちろんあるのだろうが、基本に立ち返り、戦ってほしいなぁ～