□作品オフィシャルサイト 「ラストスタンド」
□監督 キム・ジウン
□脚本 アンドリュー・ナウアー
□キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー、フォレスト・ウィテカー、ジョニー・ノックスビル、
ロドリゴ・サントロ、ジェイミー・アレクサンダー
■鑑賞日 5月8日(水)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
シュワちゃん、本格的主演復帰作。 何と10年ぶりだそうだ。
いまやカリフォルニア州知事の印象がまだ強いのだが(笑)
ちょい前には『エクスペンダブルズ』や『エクスペンダブルズ2』でもゲスト出演はしていたが。
かつてロサンゼルス市警察の敏腕刑事だった、レイ・オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、
今ではメキシコ国境にある田舎町で保安官として、ほぼ引退同然の生活を送っていた。
そんなある日、凶悪犯コルテスの極秘移送中に、護送車が襲撃される。
コルテスは最新鋭の車を操り、猛スピードでメキシコ国境へ向けて逃走を続け、ついにレイが
保安官を務める町へ。 時代錯誤な銃器と、戦闘に関して素人当然の部下たちとともにレイは立ち上がる。
予告編でもあったシュワちゃんのセリフ「Old」と言うように、過去は華々しい刑事としての
経歴を持ちながら、部下を失った悲しみと、老いには勝てず、何ら事件の起こらない田舎町で
静かに保安官をやって余生を送る男レイ。 だが、凶悪犯を負うFBIですら、犯人を
取り押さえることができない。 それに対して、田舎町の老練なローンレンジャー(笑)が
地の利を活かし、国境越えで逃げようとする犯人と対峙する。
単純なストーリーながら、あえて今のシュワちゃん(65歳)のスタイルに合った映画だったと
思う。 動きこそ緩慢だし、激しいアクション部分はスタントマンを使ってはいるものの、
そこは昔取った杵柄、水を得た魚のごとく、面白い作品に仕上げていた。
この人に、立派な演技を望むことはもともと無理だし、やはり『ダーミネーター』的に、
あの肉体をして、戦う人間武器的なことを要求してもそれは無理だというもの。
逆にぎこちなさを残しつつも、自身も老いを感じながら、その上で今出来るベストを尽くそうと
する、いや自分の町を守る保安官としての責任感を前面に出して戦う姿が理想的だ。
監督のキム・ジウン。 『甘い人生』、『グッド・バッド・ウィアード』などを手掛けてきたが、
ハリウッド映画は初進出。 なかなかアクションものには秀でたものが
でもフォレスト・ウィテカーはこんなボンクラFBI刑事役ではない方がいいなぁ(笑)
シュワちゃん、歳を取りましたね~。
キャラ設定からすると、フランクがレイの後継者になるのかと思ったら、特に目立ちもせず、大きな見せ場もなく…。
シュワちゃんを前面に押し出した娯楽作でしたね。
>シュワちゃん、歳を取りましたね~。
そうですね(笑)
>キャラ設定からすると、フランクがレイの後継者になるのかと思ったら、特に目立ちもせず、大きな見せ場もなく…。
そこはなんとなく想像の世界で(笑)
>シュワちゃんを前面に押し出した娯楽作でしたね。
ベタでしたが、そこそこ楽しめましたよね^^
そこがよかったですね。
やたら超人的な部分を見せようとするんじゃなく、今の己にできる精いっぱいのことって見せ方がよかったです。
さすが、キム・ジウン!
私、この監督の名前じゃなかったら、見なかったと思うんで、さりげなくよかったです。
>やたら超人的な部分を見せようとするんじゃなく、今の己にできる精いっぱいのことって見せ方がよかったです。
分相応、自分で「オールド」って言うところは、
これからのシュワちゃんのスタンスも感じたりして(笑)
>この監督の名前じゃなかったら、見なかったと思うんで、さりげなくよかったです。
僕もそれに近い感じはありましたね(笑)