□作品オフィシャルサイト 「クヌート」
□監督 マイケル・ジョンソン
□脚本 テレザ・アルト、マイケル・ジョンソン
□ナレーション 藤井フミヤ
■鑑賞日 8月2日(日)
■劇場 角川シネマ新宿
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
2006年12月にドイツのベルリン動物園で双子のホッキョクグマが産まれた。 しかし、母クマが育児放棄にし、1頭は死亡。 残された1頭の「クヌート」と名づけられた子グマは飼育員であるトーマス・デルフラインの手で育てられることに。 このクヌートの成長を映像で綴るドキュメンタリーがこの映画だ。
人工哺育に対して賛否両論が巻き起こる中、クヌートはトーマスや回りの飼育員たちに可愛がられ、すくすくと成長していく。 地球温暖化が原因で絶滅危惧種のホッキョクグマへの関心を促す環境大使に任命される。
この映画はクヌートの成長だけではなく、北極で暮らすホッキョクグマと、ロシアのベラルーシの森で生きるヒグマという、それぞれ異なる環境で生きるクマたちの生態を追っている。
いつも母の後について、その母に生きる術を教えられる北極のクマたちもいれば、 2頭のベラルーシのヒグマは母グマが死んだことも知らず、母グマの帰りを待ちつつも生きていくためには、遊んでいるなかでで、エサを摂る方法を覚えていく。
一方クヌートは何の危険も知らずにトーマスに育てられていくが、互いの信頼はいずれ本能のままに自然な形に、その関係に一線を引くことになる。
そこにはクヌートの人間離れ、トーマスと回りの飼育員たちのクヌート離れという大きな課題と、本能を取り戻すまでのに成長の中の苦労と葛藤が映し出されていた。
愛苦しいクヌートもその成長と共に大きくなればなるほど、人間の手を介入させることは出来ない。 そんな別れを想像しながらも、クヌートの白い丸々とした愛嬌のある姿に新鮮なものを感じざるを得なかった。 そして、自然と口元が緩んでいたのだった。
人間と動物の関係を描いたものは最近多い。 それは人間が自ら環境破壊を進めて来たそのツケを、極寒で生きるホッキョクグマたちをはじめ動植物たちが背負ってしまったのだと思うと本当に人間の愚かさを感じてしまう。
今更ながら、だけど、今からでも自然に優しく出来ることを始めたい。
映画に出演しているクヌートの育ての親、飼育員のトーマス・デルフラインさん(享年44歳)は昨年9月に亡くなったそうです。 ご冥福をお祈り致します。
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>昨日、4歳の誕生日をお祝いしてもらっているニュースを見ました。
へぇ~、それは見たかったですねぇ^^
>すっかり大人のホッキョクグマになっていて、元気そうで安心しました~。
ホッキョクグマって何年ぐらい生きるのでしょうねぇ?
4歳って人間の歳だといくつくらいなのでしょうか(笑)?
TBありがとうございました。
昨日、4歳の誕生日をお祝いしてもらっているニュースを見ました。
すっかり大人のホッキョクグマになっていて、元気そうで安心しました~。
>横で笑っているデルフラインさんも親の顔で。もうこういったツーショット (金網越しでも) 見られないと思うと悲しいです。
ほんと、そうですねぇ・・・。
でもやはり別れはつきものですから。
上の写真、ほんとに可愛くて、横で笑っているデルフラインさんも親の顔で。もうこういったツーショット (金網越しでも) 見られないと思うと悲しいです。
遅れましたがこちらからもトラバいたします。m(_ _)m
>トーマスさんはお気の毒でした。
一番悲しかったのはもしかしてクヌートかも・・・。
>生後2年は母親と一緒のシロクマにとって、
まだ親離れできない時期に育ての親を失って、
その後どうだったのか心配な気もします。
ホントそうですね~
園内で離れ離れで、トーマスがクヌートに声をかけたときの
あのクヌートの表情がなんともいえなかったです。
生後2年は母親と一緒のシロクマにとって、
まだ親離れできない時期に育ての親を失って、
その後どうだったのか心配な気もします。