🚴
お天気だが風がそこそこ強く外に出ると寒く感じる今日は金曜日、
昨日の夕方時間ができたので預かってある走行時に異音が出る電動自転車の修理をスタート、
先ずは走行テスト、
預かった時点ではチェーンのサビと摩耗ではないかと思ったがいざ走ってみると平坦路ではほとんど問題なく走るが
スタート時、坂道など負荷のかかる走行時にガリガリ、ピキピキ後輪から音がしてくる、
これは後ろ内装3段ハブが怪しい、
この自転車はシマノの強化型内装3段ハブ(SG-3R75a)、
先ずは後輪を外して
手で回してみると引っ掛かりを感じる、これは分解するしかないですね、
シフトワイヤーを引っ掛けてあるカセットジョイントユニットを取り外すと、やはり見えてきました
右側リテーナーのB/gケースが割れて一部が飛び出しているんが見える、ハブ本体を分解するしかないようです、
右ロックナットを外し、16Tギヤを外し作動を外して駆動体本体をハブケースから引き抜きます、
出てきましたね、音の原因となったバラバラになったリテーナーが、
ボールリテーナーF(3/16”✖12)本来こんな形の部品です
駆動体ユニットに新しいリテーナーをセットして組み立てていきます
せっかく分解したので左側のボールリテーナーも新品に交換します
ボールリテーナーA(1/4”✖7)
仕様グリスはコチラのシマノ純正「インターナル ハブ グリス」これでないとダメなんです、
内装3段ハブは丈夫でめったに異常が出ることがない部品なんです、
今回は駆動体そのものの異常ではなくハブケースと内部で駆動体を回転させるためのベアリング装置であるリテーナーの
破損が原因の異音と回転異常だったようです。
これでまた正常に走ってくれるでしょう。
さて、今パナソニックのビビDXがバッテリー充電ができないといって入庫してきました、
これから点検です。
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