朝、開店準備中から新車を買ってもらってご機嫌です
修理も沢山来ていただきました
春はこうでなくては
そんな修理の中の一つ
ブレーキの効きが悪いと修理に入ってきた他店で購入された電動自転車
見るとまさに目がブレーキシューが半分タイヤに当たっている
交換した前ブレーキシューです
左側のシューは正常だが右側のシューが段つきで磨耗している
(画像では左右が逆)
聞くと「新車のときからブレーキは一度も変えてない」
と言うことは新車組み立てのときに間違って組み付けたままで段付磨耗したと言う事
電動自転車や少し良い自転車の前ブレーキアーチは支点が2箇所の
片効きしにくいデュアルピポッドタイプ
安い自転車は支点が1箇所のシングルピポッドタイプ(当然部品代が安い)
デュアルピポッドの右側ブレーキシューをシングルピポッドと同じように組み付けると
ブレーキレバーを握ったときにブレーキアーチの動く量が違うので
このように
ブレーキシューが上に上がりリムだけではなくタイヤにも接触してしまい
段付磨耗の原因になってしまうのです
これが一般車に使われているシングルピポッドの前ブレーキ
材質は一般的には鉄、一部アルミ製も
こちらはデュアルピポッドの前ブレーキ 材質はアルミ
ぜんぜん形状が違いますね
しかしこんなことは自転車屋としては基本中の基本のはず
こんないい加減な仕事をする自転車屋が同区内あるとは 驚きです
まさか?
在り得ないと思うがもしかして
デュアルピポッドの意味を知らないなんてことは
知っていても適当に取り付けているのか・・・・恐ろしい