心して弾きたい。
とはエレクトーン奏者さんの
言葉です。
私が行く葬儀会館では
エレクトーンの
生演奏があります。
故人様がお好きだった曲があれば
一番いいのですが、
意外と好きだった曲
ナイ・・・
知らない・・・という場合が多いのです。
そういう時は
お好きだった歌手がいらしたのか
カラオケでは
どんな曲を歌っていらしたのか
それもナカナカ出てこない場合は
ご趣味に合った曲を弾いたり
ジャンルだけでも決めて頂きます。
例えば
将棋がご趣味でしたら
『歩』『王将』とか
時代劇をみるのが
お好きだった方ならば
『ああ人生に涙あり(水戸黄門)』
『銭形平次』とか
阪神ファンならば
『六甲おろし』とか・・・
ジャンルでいえば
クラシック・民謡・演歌
童謡・唱歌・フォークソング etc etc
で、最初の話に戻りますが
今日ご一緒した奏者さんは
『人生の最期に
私が弾いた曲でお送りするのだから
少しでも故人様に合った曲を探し
心して弾きたいのです』
そう言ってました。
本当にそうだなぁと思います。
私自身も故人様の最期のお式に
携わる者として
常に心して言葉を選び
発していきたいなと
改めて思いました。