daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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タンホイザー序曲で開けた朝

2025-01-01 | ノン・ジャンル

新年早々雪掻きが必要な朝、まぁ良いでしょう、動いた後のビールはご褒美だし、どうせ正月は飲んだくれているから口開けにはちょうど良いし…さて

普段オーケストラを聞く事は無いくせに、初春を迎える今日だけは何故かオケが似合う気がし、酒を続けながら聞いています。と言うか、私が正月に相応しいと思い聞いているのは、いつもワーグナーの「タンホイザー序曲」一択。

あの冒頭の静かな始まりが、暗かった空が白んできた様子に感じ、そして徐々に空が明るくなってゆき、やがてシュルシュルと揺れる様な弦楽器が入ってきて、雲が切れ太陽が顔を出す。そんな風に聞こえ、新しい年の始まりと重なるのです。

持っているのはテンシュテットのワーグナー管弦楽曲集だけで、それも聞き比べし買った訳でも無く、他を知らないくせに。でもアルバムの他の曲も好きで、クラッシック門外漢のくせに、ワーグナーは良いなぁなどと、わかったフリをして聞いています。

他にシプリアン・カツァリスが、この曲をピアノにトランスクリプションし弾いていて、 アルバムでは他にワルキューレとか、神々の黄昏などからの曲を弾いていましたが、あれからもう30年か、ハァ…

冒頭の写真は国後島から昇る朝日で、この時は羅臼に旅行し、川に上るカラフトマスや、シマフクロウを見てきました。

体が擦れ所々白くなっても上ってゆく姿や、翌朝散歩すると命をつないで息絶えた姿も。

夜はシマフクロウも見られ、とても嬉しかったのですが、生簀に放たれた魚を獲りにやってきているのです。ライトも整備され至れり尽くせりなのですが、個体が固定化するなどの意見もあり、確かに野生動物にエサをやるのは… でも丹頂鶴の例もあるし…

この豊かな自然が、きっと北方領土にも残っているのだろうけれど、今はどうなっているのかは気にかかります。

領土の不法占領や三船殉難事件 … 某国には良いイメージが全く無いのですが、いま住んでいる人達に罪は無いし、お互いが良き隣人として行き来が出来る日が早く来ますように。新しい年の始まりにそう願っています。