10月も今日で最後。札幌は気温が下がり、紅葉は山から平地に下りて来ました。手近な場所で紅葉狩りをしようかと。それにピッタリなのが中島公園の中の日本庭園。
池を配置した庭を池泉回遊式庭園と言うのですか? 陽があたるとその池の周りの紅葉が水面に映り込みとても素敵。雪吊りの準備も終り、雪よさあ来い… とういうか、降雪期には閉鎖されますので今年見られるのもあと少しかな。
私が紅葉の時期に好きなのは、茶室の八窓庵の庭。
石燈籠のとなりで水が滴り、それを受けるのは手水鉢と言う呼び方で良いのでしょうか?無粋な人間なもので物の名前を知らずすみません…はともかく、紅葉が散って鉢の周りの彩りとなっているのは今の時期だけ。これ好きです。
日本庭園を出て地下鉄駅方向に向かうと、イチョウも見頃を迎えています。
思いのほか綺麗だったのはミズナラ。普段見ているのは緑か、私の手の様に(?)カサカサで茶色い落葉かですが、今の一瞬はみずみずしさの残った綺麗な黄色をしています。(右上)
最後は護国神社側の出口でひっそり佇むヤマモミジ。これが好きなのです。
鴨々川の流れの上にひっそっりと。あまり足を止める人は見かけないのですが、私はここと手水鉢が大好き。そして、中島公園は静かに冬に向かっていきます。