こういう事が一番うれしいんです。

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うちは永年『家づくり業』を続けさせてもらっている「つくり手」でありますから、地元の街中を走っていると、うちが建てさせて貰ったお家が、ボチボチあります。

とは申しましても、

うちは『良い手でじっくりと良い仕事をする＆「つくり手」として永く続いていって、建てさせて貰ったお家を守る事』をモットーにしておる（と負け惜しみを言ってるだけ？なんて話もありますが（笑））、「小さな町の工務店」でありますから、

メーカーさんやビルダーさん等と比べると断然少ないですがね。

先代の時代に建てさせてもらったお家。今の社長が若かった頃に建てさせて頂いたお家。僕が設計して建てさせてもらったお家。《もう数棟ですが、先々代（僕の曽祖父）が棟梁として建てさせて頂いたお家もまだあります。それ以前の代のお家は残っていないでしょうね。戦争とかもありましたし。。お寺ならまだありますがね。》

一番古いお家となりますと、100年近いお家もありまして、

そこから今現在マデとなりますと、お客様もかなりになってまいりますし、正直疎遠になったお家もございます。

お家の代替わりや、持ち主が変わったり、またうちの至らない所もあったのでしょう。

だけど、そんなお家でも、、

『あのお家、お前のおじいちゃんが建てたお家だよ』なんて教えてもらっているお家などの前を通りがかった時、

電気がついて団欒の様子が何となく分かったり、朝のお忙しい時間に小さなお子さんを学校へと家の前で見送っているそんな姿を見たりすると、

自分が携わっているお家じゃありませんが（祖父や曽祖父が建てさせて貰ったお家でも、今でもお付き合い頂いているお家は、「直し」や「リフォーム」など何かと、お邪魔する事がありますので）、何だかとてもうれしくなります。

家が建ってから60年も70年も経っても、こうして『ご家族の暮らしをしっかりとささえてられている』（ちょっとオーバーですがね（笑））『壊さずに愛着を持ってお住み頂いている』

『おおっ～、おじいちゃん、やるね～』という感じでしょうか（笑）

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まっ、これが自分が初めの打ち合わせから携わらせてもらっているお家なら、更にそれは大きくなって、

前も書きましたが、

『夜、白熱灯の温かなあかりがもれていたり、またお庭を少しさわっている様子が見られたり、玄関ポーチにキレイにモノを飾って下さっていたり、子供さんのかわいらしい傘が見えたり』

まあまあ、何のたわいもない事かもしれませんが、『お家に愛着をもって、楽しく幸せに暮らして下さっている事』が感じられて、とてもとてもウレシイ気持ちになるのです。

《ちなみに、お家は間違いなくお客様のお家ですが（笑）、「つくり手」はいつまで経っても自分のお家みたいな感覚があって、かわいいのです。ついつい、インターホンも押さずドカドカと上がりこんでしまいそうになります（笑）

『たまたま前を通りかかったら、築何十年と経ったお家の住まい手が、自分のお家の外壁板にペンキを塗ろうとしているのを見かけて、「ダメだ～、やめてくれ～、ペンキで、そんな色で塗らないでくれ～」と必死にとめた』なんて実話も残っている位ですから。。（笑）》

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今日も長くなりましたね～。。

どうして今日はこんな事を書こう。と思ったかと言いますと、、

うちのお客様のブログを久々に読んだから。

またブログがお上手なのですが、

『お家で、楽しくしっかりとお暮らし頂いてる事が、ひしひしと実感されて（なんて感じるのは僕だけかもしれませんが）』

何だかとてもうれしい・誇らしい気持ちになったのですよ。

《そのブログ。建築中の様子も書いておられたのですが、ご紹介致しませんでした。お客様のお仕事の内容などの日記もありましたし、変にリンクを張らせてもらうと、書き難くなるかな～と思いましてね。決して「うちの悪い事書かれたらヤバイから。。」という理由ではございません（笑）。ご興味のある方がございましたら、またおっしゃって下さいね～。》

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和歌山・大阪の「心地よい家」づくり　大彦（株）