紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

造り付洗面カウンターの「ボウル」

2012年02月10日 | 家づくり。キッチン水廻りの話。

さてさて前回からの続きは、ちょっと忘れてもらいまして(笑)
今日は、洗面ボウルの話をしま~す。

というのも、今日はS様家の洗面ボウルが設備メーカーより届いたから。
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こんなのです。
焼き物の手洗いボウルと蛇口。
小ぶりでなかなか粋なカタチをしております。実際の質感もなかなかGOOD。
ちなみにボウルの右の穴に蛇口がたって、左側(真ん中)の穴が排水につながります。

もちろんこのボウル単体じゃなくて、木のカウンターの中に埋め込んでいくわけです。
Img_0440











大きさや雰囲気は違うけど、こんな感じに上からはめ込まれた様に納まるタイプのボウルです。
Img_1327











そんでもって、ボウルの質感はこのお家の焼き物の様な感じです(色は全然違うんだけど)

……………………

そして、もう一つ、今うちの事務所にあるのが、

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W様からおあずかりしているボウル。
非常に感じの良い素敵なボウルですが、勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、これ洗面ボウルじゃありません。。
だから排水金具が差し込める様になってるどころか、排水穴さえ開いておりません。。。

だからこそ間違いなく二つとない洗面ボウルになりますので、上手い方法を検討中。。今、一番恐れている事は穴をあける際にボウルを割っちゃう事。。
結構、可能性があります(笑)

さて、
このボウルをカウンターにするならば、

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こんなカウンターの上に「置く」タイプとなります。
しかし、今回のボウルはまた全然違った雰囲気になるでしょうし、やり方も結構変わってます。
何せ新しい事ができるのは、デザイン的にも施工でも引き出しが増えるので、有り難い事であります。

初めのボウルにしても、後のボウルにしても、そして色々挙げた例でも、こういう造付けのカウンター(収納)に、ボウルや蛇口を別々に用意して・・・
というやり方は、面倒です(笑)
これと比べると、洗面化粧台や手洗いカウンター台など既製品をつけるのは明らかに楽です。。

………………………………

よくお客様がこういうモノをやりたい!となっても、『そんなにすると値段が無茶苦茶上がりますよ~』なんて言われてあきらめちゃったりする事も多いのでしょうが、
結局、値段の差っていうよりも(そんなもの凄く差なんて出ませんから)、施工側が「面倒くさい」って方が断然大きいわけです。

というよりも、経験とやる気・根気・根性(笑)、そして一番は「家づくりが好き」って気持ちがなければ、こういうレベルの仕事はできないですから、、無理矢理やってもどえらい失敗が待ってますので、やらない方が賢明。

もちろん、こういう所に「凝る」のが皆に良いとは言いません。
ただ、こんな事をやりたいな~とお思いの方が、明らかにできそうもない=不得意だ。って所に頼むのはしんどいって事ですね。

さあやっぱり話がそれてきちゃいましたので(笑)この辺で。
最後に。
家づくり、面白くて楽しめる所はたくさんあるんですよ~。
楽しいですよ~(笑)

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