さてさて前回、もうすぐ「棟上げ」(=上棟)のM様家の「墨付け・刻み」作業の様子などをアップしましたが、ちょっと続き。
現場では型枠も外され、基礎が出来て(厳密に言えばまだ終わりじゃなくやる作業はあるけど)、
「墨付け」の終わった材料をひたすらこの様に「刻んで」いけば、
棟上げを迎えられるか?と言えば、そうではなくて、
もうちょっと現場では棟上げを迎えるための作業があるのです。
「棟上げ」ってのは、一日で柱や梁が組まれお家の格好が出来上がる、なかなか凄いい日ではありますが、
「土台」という部材は「棟上げ」前日までに取付けられているのです。
出来上がった基礎の上に土台を据えるために「墨」を打って、
(黒い線が見えてるでしょ)
そしてこの様に土台を据える。(このお家は別のお家です。)
基礎の上にこのように土台と呼ばれる「木」が乗った(のってるわけじゃないですが)状態で棟上げを迎えるのですね。
後は、棟上げ当日にこの上に1階柱→1階梁→2階柱→2階梁とすすんいくわけです。
はい。というわけでございました~。
この様に刻み作業の最終盤を迎えている中、昨日、19歳のS君が先生と一緒に作業場を見学に来てくれました。
木の家の大工さんに興味や憧れもあるのでしょうが、はてさてうちで一緒に仕事をして将来の日本の家づくりを支えられる人になっていってくれるのでしょうか。
そうなってくれれば良いですけどね。
ちなみに上の写真の左側は、
うちの棟梁が「大工さんはこれから絶対いいぞ~」と語ってくれている所(笑)
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