さてM様家。
基礎を打って1週間弱、いい基礎になるためコンクリートが徐々に固まるのを助けていた型枠も外せる頃です。(今現在外しております)
これを外すと後は廻りの土を堀った部分に戻して、基礎工事は終わり。
柱や梁などのお家の構造材となるべく、うちの副棟梁に「墨付け」され
(ちなみにこの写真の大工さんの前にあるベニヤ板が「板図」と呼ばれる大工さん達の構造図。その向こうにある棒は各高さを原寸で書き込んである「けんざお」。カンナや墨壷も見えますね。)
この様に。
右の写真はちょっと分かり難いけど、左の写真などは色々線が書かれているでしょ。
この様に穴掘ってね。とか切り欠いてね。などと木組みのための指示を直接木の上に欠いていくのが「墨付け」
そしてこの「墨付け」を施されたものを、指示通りに大工さん達が加工していきまして
こんな加工された部材となります。
ここまでくれば立派な構造材。
よくよく考えてみると、生えてる木を角材にしてそれに複雑な木組み加工を施して、柱梁などにしちゃうわけだかえら、やっぱり日本人ってなかなかスゴイですね~。
さて、棟上げももう目の前ですから、うちの作業場ではピッチをあげてどんどん刻まれております。
後は棟上げの日に、この木達が組まれていくのをお楽しみになさっていてください。
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