紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

こういう感じも良いですね~

2009年10月10日 | 家づくり現場。お客様との打ち合わせ

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さて、昨日は、

この間から続いた雨天と一昨日の台風のおかげで、すっかり予定がくるってしまった各現場の、『段取り・段取り・段取り』の一日でした。。

電話ばっかかけてましたね~(笑)

《建築・家づくり業。って、自分のところの大工さん以外にも(って、世間一般では自社で抱えておりませんのでから、これも。となりますが)、色んな職種のたくさんの職人さん。達が登場しますし、場合によっては道路工事や電柱工事など敷地外の方達とも関係するし、お役所や第3者機関の検査などもあるし、

それらを上手く調整して、人間にはどうしようもない天候にも左右されながら、スムーズに進める。

要は『段取りの仕事。っていう側面も大いにあります。

図面をずっと書いてる。営業ばかりをされている。という方なら別でしょうが、『家づくり』にトータルに携わっていく人間なら、『段取りが悪い。段取りが下手っぴ』ってのは、かなり「イタイ」のであります。

ですから、皆様。

仕事以外で例えば町内会の事。友人達で企画する旅行。商工会など。色んな「行事ごと」は『建築・家づくり業』に携わってる人を上手くおだてて、『段取り』まかせちゃいましょう(笑)

上手にやってくれるハズですよ~。

ただ、僕みたいに仕事を離れプライベートになると、「一気にやらなくなる・ぐずになる」タイプの人間もいますので、ご注意を(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今日は昨日の電話電話。から離れて、元気に現場に顔をだしてきました。

Img_7078 Img_7082

大規模リフォーム中のU様家。

桧無垢のフローリングも随分張られてまいりました。

張った所はすぐに「傷」がつかない様に、養生養生(右の写真)であります。

Img_7079

うちの棟梁は、本日はU様家の現場におります。(普段は会社の作業場や削り場で、各お家の木枠や板などを削ったり・段取りしたりしておるのですが)

木製開口部(窓)の戸袋(戸が引き込まれる所の事。右の板張った所)の吉野杉板張りをしています。

昔の日本建築では、こんな戸袋の板にも色んなルールや細工もあって、それで「お家の格」を現したりもしていたのですが、

もちろんそれはそれで良い事で、素晴らしいとは思いますが、僕は、こんな風にシンプルに板を張っちゃった方が「すっきり」していて、好みです。

Img_7080 Img_7081

最後に、メインの開口部側に大きく出た屋根(この下はデッキがつきます)と、それに続く外物入(左写真の右奥)。

デッキがまだついていないし、メインの全開放木製窓側から見た写真もないから、分かり難いですが、、、、

こういう感じ」も『なかなか良いな~』と思った次第。

こういうアイデアは、まずお客様の要望があって、それを実現すべく僕らがカタチに考えさせてもらって、細かい納まりは、棟梁初め大工さん・職人さんとの打ち合わせを経て、出来上がっていくわけです。

そりゃね、お客様の要望やアイデアをどう実現するか?カタチにするか?は、「つくり手側」の色んな経験や積んだ修練に大きく影響されるから、どういう「つくり手」かによって、出来上がりは違うし、そもそも出来るか?もあるけれど、

結局、スタートはお客様の要望やアイデアから『はじまる。うみだされる。』事がほとんどです。

そういう面から見ても、

僕らは、『お客様あってこそ。』なわけで、『お客様に鍛えられる・教えてもらう』わけなんですね~~。

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