紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

街中で基礎基礎

2017年02月27日 | 家を建てる方に知って欲しい事。施工

さて只今基礎工事進行中の2軒のお家。

一つは楠見中のU様家

鉄筋、コンクリート打ち、ときて、もう今は

型枠が外され周囲の土も埋め戻され、ほぼ基礎工事は終了。

もう一つの松が丘のH様家は

鉄筋も型枠も組み終わり、もう実際はコンクリートも打たれております。

と、こうして見ますと、どちらの現場も住宅地なのがわかると思います。

比較的廻りに家も多く、前面道路もそれほど広くはありません。もちろんもっと密集地はありますし、東京や大阪など密集地の上道も狭い、工事泣かせの現場と比べるべくもないですが、

郊外や前面道路が大きな現場と較べると、それなりに気を遣わなければいけない事も多くなってまいります。路上駐車などのご迷惑など出来るだけかからないよう、周囲で駐車場を借りたりはいたしますが、それでも現場にコンクリートを流す歳などは、どうしても道を半分ふさがなければ出来ないという事もでてまいります。そんな時はガードマンの方についてもらったり、前もってお隣様に車の出しにくい時間をお伝えしたりなどもいたしますが、やっぱりそれでもご迷惑をおかけすのは間違いないところ。

ご近所の皆様方には、「お互い様やから」なんてご理解をいただいて感謝感謝ではございますが、何か問題起きてないかな?とか、無事コンクリ打ててるかな?とか、まあまあストレスはたまります(笑)

家づくりも建築も、デザインとか設計とかは華やかだけど、やっぱりこういう所をきっちり押さえて、積み重ねてこそ出来ていくものなんですね。

さてさて、この基礎工事中の2軒のお家。

基礎工事はU様家が少し先行しておりますが、工事の決定と構造材の段取りなどはH様の方が早かったため、

弊社工房での

墨付け・刻み作業はH様の方がちょっと早く、棟上げも来月中旬と後半というふうになりそうです。

ちなみに、手刻みの弊社の場合、現場での基礎工事が着工より一月程度で終わりますが、作業場での墨付け刻み作業が一月半〜二月(構造材の発注時期や乾燥などにもよります)かかるため、同時に始まると基礎が出来上がってから少し現場は休憩となります。

さて、基礎が出来上がりますと、工事の一つの山は超えました。

次は大きな「棟上げ」という山に進んでまいります。どうぞお楽しみに!!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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