紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

木のキッチン

2017年12月18日 | 家づくり。キッチン水廻りの話。

今日は今期一番の寒気!なんて言ってた割にはそれほど寒くなかったですね。(今日行ったのが和歌山と大阪だけですからそこだけしか分かりませんが)

もう体が慣れちゃっているのかもしれません。何か「わぁ〜わぁ〜大げさに騒ぐ」時に限って、大した事がない、その頃にはほとんど物事は解決しちゃっているなんて言えば、何か何にでも通用しそうな話ですね。

さてキッチンのお話。

普通キッチンと言えば、クリナップさんやタカラさんなどのシステムキッチン。もちろん便利ですし、色々な所に工夫も施されていて良いと思います。

ただデザイン的な話などで造付け家具のキッチンをご希望するお客様も弊社の場合2〜3割ほどはいらっしゃいます。この場合、ほとんどは扉がお家の中で使用されている木となるから、全体的にもよく合うし、弊社のお家が好きな方は「木」が好きだからやっぱり好みにも合うし、経年してもいつでも交換できるしなどの利点の上、やはりデザイン的にもシュッとしたシンプルなキッチンにできるので、なかなかよろしいわけであります。

しかし、こういうフルオーダー造付けキッチンはなかなか高価になってきます。材料や設備品によって幅はありますし、考え方によっては安価にできることもあるけれど、大体はメーカーさんのシステムキッチンの上クラスのキッチンよりはちょいと安い位。(もっとかかると思ってる方も多いですが、上クラスのシステムキッチンの中位のように百万以上かかるなんて事は普通ありません)

もちろん、このフルオーダーやり方によっては何でもできるし、使い勝手もデザインも凄いのも造れますが、そうするとますます値段はあがります(それでもシステムキッチンの凄いのと比べれば安いですけどね)

もう少しお手頃で木のキッチンをできないか?と考えていた所、、

はい。出ました「わざわ座」さんです。小泉誠さんデザインのセミオーダーキッチン。

先に完成から見せるとこんな感じ。シンプルで良いでしょ。

これは、弊社紀泉台モデルハウスの2の方、南側の展示場のキッチンを入れ替えています。

元々は、20年前位のヤマハさんのシステムキッチンが入っておりました。

それをずっと入れ替えたくてウズウズしておったわけですが、ようやくこの秋に大工さんに少し時間ができたので。

このようにキッチン内部の箱(引出しやコンロ・シンクなど)は既製品。

そこに扉材料と取手をこちらで造るわけです。

だから、

引出しを引き出すとこんな感じ。

天板のステンレスもシステムキッチンにありがちな変な曲線もなく、シンプル。しかし表情が良くてカッコイイステンレスの仕上げです。(ステンレスバイブレーション仕上げ)

コンロや蛇口が古くてちょっとイカさない感もしますね。またこちらも交換しましょか。

さて、このキッチンであれば、システムキッチンの中クラスモデルと同じくらいのお値段(やり方によってはもう少し安いです)でできますので、ぐっと使える可能性は広がったのではないかと思います。

こちらのキッチンは紀泉台モデルハウス2に展示中ですので、ご興味のある方は是非遊びにお越しくださいませ!

よろしくお願いしま〜す。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 未来スクール2017! | トップ | 吹抜けの窓! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり。キッチン水廻りの話。」カテゴリの最新記事