紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

色々と楽しみ!

2019年02月15日 | 家づくり現場。お客様との打ち合わせ

今週は2月らしく寒かったですね〜。来週は暖かくなるそうで、もう寒さのピークも終わりっぽいですね。

さて、週末となると、色々な楽しみな所をちょっとご紹介。

まずは海南市築60年日本家屋リノベの現場。ようやくメイン空間のリビングの空間も見えてきました。綺麗な天井も張られ、お客様も喜んでいただきまして、これからの仕上がりが楽しみ。色々と想定外の工事も重なり工期も遅れてお客様にはご迷惑をおかけけしておりますが、あと2ヶ月位。お待たせした以上にお喜びいただけるような仕上がりになりそうです。

次に、堺市の中心街にも近い古町家のリノベーション工事。増築部(これも相当古いですが)の解体が終わりました。100年級のお家になってくると、母屋にくっつくようなカタチですでに何回かリフォームや増築がなされています。

そしてそれが元々の母屋の快適さやここち良さ、または耐震性(これ非常に多いんです)も悪くしている場合が多いんです。だから、もちろん最後には性能や心地良さを改善していくわけですが、まずは本来もっていた母屋の良い姿を出していくというのがスタートになるわけ。というか、最終的に見れば、結局昔の家がもっていた魅力を引き出している部分が大きいと思います。初め建てた素晴らしいつくり手の先輩達にもあの世で喜んでいただける仕事がしたいですし、まあ喜んでくれているのではと思います。

それから、

これ。作業場で拵えていた丸柱。昨年9月の台風で隣の屋根が飛んできて壊れたお客様家のバルコニーを修理させていただいております。四角の柱から→八角形の柱に→16角形の柱に→→→丸柱と造っていくわけですが、また写真を撮るのを忘れました。。今度こそ動画を!忘れないように。

作業場ではこんなものも。今月始めにおつたえした栃の一枚板。テーブルにするために大工さんがカンナをかけております。割れた部分や節の部分を切り取ってカンナがけ。美しい杢目がでてきましたね。これにオイルでも塗るとまあたまらん趣のある一枚板テーブルが仕上がります。

S様にもとてもお喜びいただけると思えば、今から楽しみですね〜。ニヤニヤしてきます。

最後に、

昨年秋にお引渡ししたM様家へ先日お邪魔してきました。子供さんがお家の中で楽しく遊べる、そしてそれをお父様お母様が楽しく見ているお家がコンセプトだったわけで、お家の相談を初めて頂いた際もそんな一枚のイラストを見せていただいたわけですが、

やっぱりM様のお家になってますね〜。もちろんここちよいお家になるように、光の入り方眺めや高さ、空間の大きさなど、根本的には良いプロポーション、そしてセンスの良い仕上がりになるようにしますが、あまりお家が主張しすぎずお客様の持ちこむ本や家具、雑貨など、控え目にそのバックとなれば良いなといつも思っています。さらに言えばどんなものをもってきても、それが感じよく見えるように。◯◯の家!◯◯スタイルの家!ではなく、◯◯様のお家となって欲しいなと思っているわけです。

話は戻って、上の写真。完成直前にご相談いただいて大工さんが考えて取り付けたロープ。楽しそうでしょ〜。(もちろんハシゴもありますのでご心配なく)

上るロープの横には、エレベーター用ロープ。うちの大工さんも面白いことしますね〜。

お子さんのお友達もいつもたくさん来て、皆で遊んでいるとのこと。こういうのを見せていただくととっても嬉しいですね〜。

今週も充実した一週間でした。週末はお客様にお打ち合わせいただいて、また来週も元気いっぱいまります。よろしくお願いいたします!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

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