今日はちょっと偉そうな事言っちゃいます。。(笑)
先日、お客様と一緒に摂津市の鳥飼銘木団地へお邪魔してきました。
ここは関西、つまり日本でも有数の銘木が集まる所。
各地のプロの銘木屋さん達が物を買いにきたりもする所です。
「銘木」というと、それこそバリバリの和風の家にある様な、ゴテゴテした柱やピカピカでデーンとした板などを想像する方もいらっしゃるでしょうが、
決してそういうものではなく、簡素で美しく、材そのものの素晴らしさを味わえる様な品のある自然素材がたくさんあります。
時代からは少し置いていかれそうな所はありますが、やっぱり「銘木」は、美しい一手間かけた自然素材のお家には欠かせないものなのです。
こんな自然の素晴らしさを感じさせ、美しく気品あふれる大きな無垢板や、
趣のある自然なカーブが何とも感じのよい床柱、また造付け家具のカウンターに使うナラやタモなどの無垢板を購入させてもらったわけですが、
こんな無垢板を作業場が今日は搬入されてるのを見るにつけ、
やっぱり「本物」は美しいな~としみじみ思うのですね。
《もちろん色々な使い方があるから、僕は集成材や貼り物の板なども嫌いではありません。「貼り物」の文化も案外前からあって、それこそ何から何まで無垢というのは、逆に野暮ったくなるし、決していいものじゃない。と思っています。
(貼り物にももちろん程度があって、本物と読んで差し支えないものから偽物偽物のものまであります。)
用途や雰囲気、耐久性など総合して、それを適材適所で上手く使うのがプロだと思っています。》
年月を超えて、古くなって美しくなっていけるのも「本物」です。
以前あるお客様が、やっぱり子どもには「本物」に触れさせてあげたい、高価なものではなく素朴なもので良いけど本物に囲まれて育っていって欲しいとおっしゃっていたのも思い出しますが、
人間の目はなかなか恐ろしい物で、どんなに紙やプラスチックに木目を書いた所で、本物とは歴然の差があります。
また同じ木でも、本物とそうでないものの違いは感じられます。
やはりきっちりとプロが関わって選んだもの、それには経年して美しくなっていける質感や存在感があるんですね~。
そうそう、例えば樹種だけ言えば「チーク」とか「ナラ」とか言えるけど、もちろんその中でも程度の良くないものもあります。
そういうものを上手くつかって(安いし~、塗ってしまえばね)、上手く喧伝して売りにするのも案外目にするやり方ですが、
それはやっぱり貧相なやり方で、本物のやる事ではないだろう。と思うわけですね。
ちょっと分かりづらいですね~、、、
う~ん、長くなってきたし、次回にまでにもう少し良い例を思いついておきますので、続きます~(笑)
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