和倉と言えば、あの日本一の宿として有名な「加賀屋」はじめ高評価な宿がいくつもあるが宿の話は後ほど・・・っということで19時頃チェックイン済ませて温泉街へ。
ビジネスパックは朝食のみで晩飯はついていないので、和倉温泉街の居酒屋へ。和倉温泉は木曜に定休日の店が多いらしく、1＆2番のおすすめの居酒屋は残念ながら休みで、その次と言われる「旬彩旬魚 あぐら」へ。
和倉温泉は俗に言うごちゃごちゃとした温泉街特有の飲み屋街はなく、すごく健全な雰囲気で1人のみでも安心でいい感じだね。
ここあぐらはカウンター席も広く、高級割烹の雰囲気があり悪くなさそうだ。やや割高そう？な感は仕方ないが、メニューも豊富なので店チョイス正解だったかな？
何はともあれ、まずは生ビールだ！輪島からの帰路約1時間、このためにしっかりと水分絶ってきたからね。それもこのひと口目のためだ・・・くぅ〜美ん味ぇ〜！！生き返ったぁ〜！
一気は勿体無いと言い聞かせるももう〜止まらない。即2杯目お代わり！
最初の一品目は鱧湯引き、コチ薄造りと超悩んだが・・・畜生これしかないだろう！っと梅貝造りに決定だ！昨年から北陸のテコ入れ使命と授かってから、月に少なくとも数回のペースで北陸3県入りしているが、その中でも1番の発見がバイ貝の美味さと言える。
梅貝はどう食べても美味いんだけど、今宵のお造りも最高なのだ。このコリコリ感ね。たまら〜ん。あれっ大好物の肝はどこにいっちゃったんだろ？そう言えばどこもお造りには肝ついてこないよな？なんかえらく損したような？
3杯目の生ビールお代わり。合わせて本日のおすすめの牛スジ塩煮込みも注文。やっぱり煮込みは必須だろう・・・・あれっお椀で出てきた？なんで〜？
おいおい、イメージしていた牛すじ煮込みと全然違う？お吸い物？これはやっぱりメニューに画像のせておいて欲しいものだ。っと言いつつもひと口するとその美味さにびっくり！牛スジはめちゃくちゃ柔らかいし、何よりホントいいダシが出ていてスープは極旨！こりゃ〜美味い！
ここで地酒にスイッチだ。はじめから「石川地酒大吟醸呑みくらべ」が気になって仕方なかったんだよね。
「手取川、天狗舞、奥能登の白菊、加賀鳶、常きげん、菊姫」の6つの中から3つをチョイスか・・・う〜ん、えらく悩ましいなぁ〜。
コスト面から考えればより高いの3つをチョイスするべきだろう。そうなると加賀鳶が1番隣るし超辛口で思いっきり自分好みとなる。だが、ちょうど飲んだことないのが3つある・・・っと言うことで初トライという観点から「奥能登の白菊、菊姫、常きげん」に決定だ。
礼儀正しく左端から飲んでいこう！っということで、まずは「奥能登の白菊」の純米大吟酸生原酒だ。
「金沢酵母と山田錦を使用した優しく上品な甘みの純米大吟醸」とのこと。辛口と聞いていたが米の旨み感が強いっていうのかな？焼酎と違って日本酒は完全素人なので合っているかは微妙ですが？
メニューの画像でどうしても気になっていたのが、この「海鮮茶碗蒸し」だ。本来はこのへんでガツンと食いたいものだが、だって見てよぉ〜雲丹のオレンジと玉子の黄色のコントラストの美しいこと！
更に口にすると、雲丹と玉子の旨みと甘みが素晴らしい！いやぁ〜美味いに決まっている。それfだけでなく海老や白身魚などゴロゴロ入っているしね。いやぁ〜極上の茶碗蒸しだ。
続いては「菊姫」の大吟醸だ。
「期熟成によるカラメルや黒糖を連想する甘く芳醇な香りが感じられ、上品で柔らかなコクのある味わいが特長です。」とのこと。うん、結構さっぱりしているかな？飲みやすいからガンガンいけちゃうかも？
ここまでで結構金額いっちゃってるなぁ〜。まだ全然食えるが次で〆るかな？穴子一本揚げ？鴨治部煮？地魚塩焼きか西京焼き？う〜ん、悩む〜どうしよう・・・・。
悩みに悩んだ結果、湯葉と加賀生麸の揚げ出しに決定！
なんだか今宵は椀ものばかりになってしまったが汁までしっかりと飲み干すから、結構満腹感も出ていいのかも？
それに俺っ元々ちくわぶ大好きマンだけに、生麩好きなんだよなぁ〜。メニューにこの文字見つけたら我慢できなくなってしまうのだ。あぁ〜この加賀生麩のもちもち感たまら〜ん！美味い！
更に湯葉と舞茸天だよ。生湯葉のトロッと感に生麩のもちもち感、そして舞茸天のコリコリと歯応えの調和が素晴らしいのだ。もちろん、出汁も上品な甘みが旨いので最後の1滴まで完飲だ。
最後に「常きげん」で〆よう。純米大吟醸ね。
「深みと旨みを極めた純米大吟醸。ふくよかな香りとコクのある味わいが特徴。」とのこと。う〜ん、これも軽くて飲みやす〜い。詳しくない上にボキャブラリーが少ないので大したこと言えないが、菊姫と常きげんは美味くてライトでスイスイ飲めちゃうので危険なタイプと言えるかも。あぁ〜美味かった。
でも、予想通りこれで8000円まではいかなかったが・・・う〜ん、金欠リーマンにとっては使いすぎだ。反省・・・。さて、ホテル戻って和倉温泉を堪能させてもらおういかっ！
＃石川グルメ
