昨日の練習は、欠席届も何人かあったので、参加者は少ないと思っていたら、割合多く来ていただき私も楽しかった。本会では、先輩後輩とか段級だとか、指導員とか格付けは設けていません。拳種にしても本会のレパートリーの範囲であれば何でも学べる。何の規制も強制もありませんから自由です。気楽に皆さんやっていただければ有り難いのです。一方では、本人の自由に任せられますから、学び方は難しいのかな?と思うこともあります。どん欲に吸収していこうと欲張って、あれもこれもとしちゃうと深まらないし、逆に「たんとうしかしない」というのも折角、会の練習で仲間もいるのにもったいない。対練とかもどんどんやってほしい。ちょうどいい加減を見つけるのって時間がかかる。飲み方で自分はこのくらいが定量だなというのを知るには、やはり飲み方の経験をするしかないのと同じかも知れませんね。(ちなみに今度の飲み方は7~8名になりそうです。) それから、武術が伸びていく人の大切な条件に、「よく練習する人」というのは絶対だと思いますが、他にも「仲間を大切にする人」というのも大事な条件だなと思います。自分の方が先輩だとか、上だとかといった虚栄心は誰も持っていて当然なのですが、それは、素直に武術を吸収していくことを閉ざしてしまう。本会の人たちは、人数こそ多くはありませんが、幸いにも皆さんよく練習している人たちばかりですから(お世辞じゃなく)それぞれの動きの良さ,練習方法の良さを素直な目で見つめていくと自分もどんどん上達していける。仲間を大事にするには、虚栄心のない素直な目で見つめる、それが自分の上達にもつながっていくことだなと皆さんの向上を見ていて思ったりします。
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