砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

「約束」

2005年12月15日 | ログ
とある宇宙人が旅の途中に寄った星の話。
その星には知的生命体は存在せず代わりにロボットが住んでいました。
「ほう、珍しい星ですね。戦争のしすぎで滅んだ星はよく見てきましたがロボットだけ動いている惑星は初めてです」
「えぇ、奇跡のような話でしょう。私達を作った国の人間はとても優秀でした」
「他の大陸にはロボットはいないのですか?」
「えぇ。昔はいましたがロボット同士で戦争をしたり内乱をしたりでみな壊れてしまいました」
「では移住すればいいでしょう。レーダーで見たところここは資源も乏しい。
 西の方の大陸に移ってはいかがかな?」
「とんでもない!!それは約束で禁止されています!!」
「約束?」
「えぇ、言い忘れるところでした。この星に滞在する間は以下の約束を守って頂きたい。
 一つ、核兵器を使わない
 一つ、核兵器を作らない
 一つ、核兵器を持ち込ませない
 一つ、過去の過ちを真摯に反省する
 一つ、謝罪には誠意を以って答える
 一つ、他国への侵略は決して行わない
 一つ、特に西の住民には最大限の配慮をすること
 一つ、東の大陸には逆らわない」
宇宙からの旅人は呆れたような顔で笑った。
「全く。一体何の為の約束なんだい?もういい加減にそのルールのナンセンスさに気づいた方がいい」
「いいえ。私達を作った国の人々はこのルールを制定してから状況の変化にも関らず
 自分達が滅ぶその瞬間までルールを改正することなく死に絶えました。
 彼らは我々世界一のロボットを作り出したとても優秀な人間達です。
 私にはナンセンスにしか思えないルールですがきっととても重要な意味があるのでしょう」
「やれやれ。僕にはとてもそうは思えないな。
 ところで僕がこの約束を守らなければどうしますか?
 他星の侵略者として抹殺するのですか?」
冗談めかした宇宙人の言葉にもロボットは生真面目に応答します。
「いいえ。我々は9条によって陸海空その他全ての戦力の保持が認められておりません。
 我々は一切の抵抗もせずにただあなたを非難する声明を出し続けるでしょう」

帰ってきた爬虫類

2005年12月15日 | ログ

本気で小躍りする辺りで対処不能な程インターネット中毒な自分を自覚する。

管理者がネット切断中の時の方が閲覧者の多いブログへようこそ。

誰が何を期待しているのか全く分からないよママ。

心配してくれたりアドバイスしてくれた皆様ありがとうございました。

大好きだよ!!愛してるよ!!インターネット!!(そっちかよ)