砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

日記

2005年11月05日 | ログ


ハードオフで大航海時代Ⅳ買って猿のように遊んでます。

昔買ってもらった地球儀が大活躍ですよ奥さん。

クレタ島の位置なんて地図見なきゃ分からん。


正しいオタクの笑い方 メモ

2005年11月03日 | ログ

ぐうたら嬢様がうぐわわわわ。とか苦しんでる件について砂蜥蜴の意見を延べようと思ったのですが
5分ほど考えても言葉にならんので残骸だけ残しておきます。
最近10分以上かかる文章を書いてないなー。



・オタクは市民権を持ったとは考えていない=同時に反メディア的な属性を備える
・一般的にオタクは世間的オタクと初期の定義としてのオタクの違いを理解している
・ただし世界に対しその差異を再認識させるのは不可能あるいは無意味だと考えている
・属性としてのオタクは閉鎖的、反全体主義であり世界に対し理解を求めない
・オタクはコミニュティーを好む
・オタクは衝突を好まない。オタクは不要な理解を求めない。オタクは世界と不干渉に進行することを望む
・オタクは結果として孤独という点に対する反論は以下の通り
・それは人間としての属性でありオタクという属性は対象に対する理解、収集、交感、創作に特化される
・「結果、あるいは過程としてのオタク」はオタクではない
・だがメディア、世界はそれを総じてオタクとグループする
・ここに前提の違いがあり、問題がある
・オタクは個人主義の一つの形
・オタク論を論じる事は不可能
・何故ならばオタクとは既に細分化、抽象化された概念でありこれを論じる場合
 議論も細分化、限定化する必要があるが一般的な議論としてこの概念がオタク擁護論者
 否定論者双方に欠けていると思われる(主観)
・メイドさんはかわいい


以上です。
訳わかんない。

敢えてまとめるなら砂蜥蜴の主張は二つ。


・オタクという人間はいない。いるのはオタクという属性「も」兼ね備えた人間だ
・私の知る「オタク」は変わらず明日もオタクであるだろう


ぐうたらさんの記事は面白かったです。

>見えなかったからこそ、「神聖」であったものってあったはずなんです。
>オタクは差別される対象でもあるけれど、
>それゆえの特権性・特殊性・また尊敬畏怖の対象で
>あったはずなんです。

これは同意。
まぁぐうたらさんの言う「市民権」はあくまで外から一方通行で与えられたものであって
オタクは適当に捨てるなり無視するなり投げ返すなりするでしょう。
別にオタクは社会的名誉や地位向上の為になるものじゃないですし。
娯楽の追求者としてオタクはある訳で。
それは社会性を期待する「全体多数」とは元々相容れないものだと思うんですよね。
少なくとも自分は「相手が笑いかけてくれたら笑い返せる程度の社会性」があれば
いいなと思う訳で。


>「メイド」は、「何でも言うことを聞く女の子」の象徴だと思うのですよ。
>それこそ「何」やっても許される、だって彼女は僕の所有物だもん♪

これ一つでも色々と異論があるんですよねー。
昔からこの「メイド=従順性」みたいな話はあるし
実際、納得出来る部分もある論理なんですけど
単純に服装の、ファッションとして好きなだけの人も大勢いる訳で
(例をあげるなら予備知識なしで日本の和服を外人に見せたとして
 彼らが武士道や和の精神を知らなくてもやはり衝撃、感銘を受ける人が多数いるだろう
 それが持つ意味、機能性とは別に好悪の感情はあるかと)
少なくとも私は「人形は退屈」だと思いますね。
この意見が「オタク」としての属性か「砂蜥蜴」としての属性かは知りませんが。
まぁこの辺の議論は自分自身がキャラクタを愛するタイプではなく
その物語世界、作品世界全体を好きになるタイプの人間なので分かりません。
勿論、その世界を構成する役者としてキャラクタを好きになる事は多々ありますが
(ちなみに砂蜥蜴が好きなのは「死んでいった者達の為に!!」とか
 「ここは俺に任せて先に行けー」な人達です)
個人的にはメイド云々はオタクか否かではなく
その人間の女性観に対し研究するべき問題だと思いますね。



読書

2005年11月02日 | ログ

適当に徒然に。

「巨人軍に葬られた男たち」織田淳太郎

前半は読まなくていいです。
後半に書かれた王監督と一人の新聞記者の話がカッコいいので是非読みましょう。
一つの「誤報」に纏わる男達の話。

「カリスト 開戦前夜」谷甲州

シリーズ系の第三巻辺りの話ですがこれから読んでも大丈夫です。
砂蜥蜴はこれが一巻だと思い読み始めましたが
何の問題もなく楽しめましたから。
地球対植民地惑星の構図はよくありますが
この本は文字通り「いかにして地球と開戦出来るだけの戦力を用意するか」
に焦点を当てています。
商船を違法改造して、短期間の内に仮巡洋艦に出来るように工夫してみたり
地球向けの重水素の供給をストップして、経済的に圧力をかけてみたり。
一味違った宇宙戦争を楽しめますよ。

「第六大陸」小林一水

二冊完結のお話です。
「空想に可能な限りの現実性」を詰め込もうする作家、小林一水。
今回は月面で長期的に民間人が利用出来る施設を作ろうとする
熱い男達と一人の冷たいお姫様のお話です。
作中に出てくる「ラムジェットエンジン」は現在各国が研究中で
開発に成功すれば
宇宙へ上がるコストが飛躍的に減少するとか。
一度くらいは行きたいですよね、宇宙。