割安チケットを、いつものように近江八幡まで買ってからふと気づきました。安土城は安土で降りなければなりません。追加料金を払っても良かったのですが、この休みにほとんど身体を動かしていないので、少々運動してもいいのでは、と思いなおし、4キロの道のりを歩く事にしました。途中まではたいして面白くもない車がびゅんびゅん通る道でしたが、半分ほど行ったところで、明らかに旧の街道であろうという道に入りました。なかなか趣があっておもしろかったです。
さて、安土の駅前には、特に面白そうなものは何もなく(レンタサイクルとお土産物屋さんはあったなあ。)
こんな感じの道をのんびり歩きました。お供は秘密兵器、ナビのUちゃんです。徒歩モードにすると、ちゃんと音声で教えてくれるのですが、恥ずかしいのが玉に瑕です。予習を全くしていなかった私は、相方に、「駅からはどの位?」と聞きました。それも近江八幡で。すると、彼はこともなげに、「駅からすぐやで。」と答えたので、八幡の駅前のレンタサイクルをスルーしたのですが、実は駅から2キロ離れていました。合計6キロです。そんなら自転車借りたら良かったわ~。
城跡へは、この道からはぐるっと回って入り口に向かわねばなりません。もう既にお城の風情です。それもそのはず、ここは一山丸ごとがお城です。
なんだか判らないけどとりあえず説明文を撮ってみる。
入り口です。石段は405段あるそうです。往復で40分から1時間かかる、と書いてありました。6キロ歩いた割には元気だったので、杖を借りずに登り始めました。
登りかけてすぐの左に『伝 羽柴秀吉邸跡』とありました。
右手には、『伝 前田利家邸跡』です。おおっ!なんか、大河ドラマみたい。
ここが、『伝 徳川家康邸跡』です。安土城跡は、実は民間の所有物で、持ち主であるお寺の本堂がここにあるそうです。さらに実は、このお寺のお嬢さんを私は知ってます。男前な歌を歌うギター弾きです。久しく会ってませんが元気かな?
まだまだ石段は続きます。比較的涼しい、と思ってたけど、歩き出すとそんなことを言っていられなくなりました。もう背中は汗だくです。
『伝 武井夕庵邸跡』
安土城天主台跡の説明書きです。広い、と書いてありました。
基石が残っているだけですが、ここに5層7階の天主が建っていたのだそうです。映画は見てないけど、ちょっと見たくなりました。
たぶん北方向を望むの図。
少し下って、二の丸に、信長の本廟があります。といっても、太刀、烏帽子などを埋葬してある場所らしいのですが。
で、二の丸跡の碑。
もう少し下って、三重塔(重文)の辺りまで来て、また下を覗いてみました。
立派な三重塔です。
ちょいアングルを変えて。
すぐ下が二王門です。仁王さんがいました。(写ってないけど)ここまで来たら、後は下るだけ。この道も、山道かと思ったら石段が続いてました。しかも、二王門の辺りはかなり急です。私のヒザも結構笑っています。
ひたすら下って下って、元の場所に戻ってきました。帰りは、またナビのUちゃんにお世話になり、田んぼのあぜ道、農道などを通って行きより少し早く着いた気がしました。駅前の交番もそれっぽく装っています。ここに限らず、駅周辺には面白い形の建物がたくさんありました。たぶんずっと向こうに見えた博物館なども、南蛮風になっていました。
城郭資料館。中に入ってコーヒーを飲む暇はなく、すぐ電車が来たので、外から写真だけ撮りました。ああ、よう観光したし、よう歩いたし汗もかいたわ。
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デイジーヒルようこ
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