前夜、ものすごい雨が降って、風も強くて、外でやると聞いてたので、どうなるんだろう、と心配しつつ出発しました。会場は遠い記憶のまま、山の上の方。元々電車で行く予定だったのが、相方が車を出してくれたのでそれは楽チンでしたけど。
海が見えます。すごく眺めがいい場所です。娘の大学も、坂をうんと登っていくのですが、こんな風には見えません。これを見ただけでうらやましい感じ。
先に車から降ろしてもらって、ステージと出店のある場所へ。雨が降っているので、先輩達が傘をさしかけてくれています。プログラムによると、「ぽんかん」。恐らく１回生のバンド。
ここは時山フェスで日曜に見ました。「－３」ですね。
娘のフェス友で、後輩のお嬢さん、きみちょんが、りらっくまの着ぐるみで登場。
彼ら、出番の後も、このスタイルで看板を持って、客引きや店番や、と働いていました。暑かっただろうなあ。
そうなんです。雨はにわか雨だったようで、その後潔いほどの青空が現れて、ちょうど真正面からお日様に当たってる感じの客席は辛かった。まぶしいやら暑いやら、絶対豚汁(彼らの売店は豚汁でした。）お替りしたくなるような天候だと思ったのに。
豚汁が出来ました、とアナウンスがあったので、早速いただきました。お餅が入ってます。具沢山で美味しかったです。（でも、スポ少の豚汁には負けるな。）
お待ちかね、「ザ・カルブレイス」の出番でした。朝倉フェスでは雨の中の演奏で気の毒でしたが、今回は大丈夫。
男声コーラスも売りみたいです。
ちょっとここらで周りをうろついてみました。あちこちにステージがあって、色んなバンドが演奏しています。こんなところでも。遠くの景色がスゴイ！
女の子ばかりのバンド、3回生の「こまめこ」（きょうこちゃんThanks)良かったです。どうしてもヴォーカルを聞いてしまうのですが、ちょっと線が細いけど、ギターの彼女ステキでした
グラウンドの方へも上がってみました。前夜の雨で、ぬかるんでいて早々に退散しましたが、売店もたくさんあって、ステージもいくつかしつらえてありました。時間が来ればイベントがあるのでしょう。ちょっと笑っちゃったのは、「西アフリカ部」でした。何をやるクラブなんだろう？(後でパンフ読んだら、音楽サークルみたいでしたが。）あと、インド人の扮装をしたお兄さんがずんずん近づいてきて、｢カレーいかがっすか？」とピンポイントで私にお勧めしてくれたのですが、「ごめんね、お腹いっぱいやねん。」と（ウソ）お断りしてしまいました。販促活動もたいへんです。
ここは４回生のバンドです。こちらに若いお友達がいます。ウロウロしてて危うく間に合わないところでしたが、セーフ！
トオルで合ってるよね？
いつもは一緒にやらないそうですが、ドブロのももちゃんが入って｢トオルとモモコ」、ゲスト、と言われてましたが、ふだん仲良しなんでしょうね、ももちゃんのドブロ、すごくうまく絡んでいました。かっこよかったよ。
１回生の初々しい、緊張感いっぱいの演奏から、学年が上がるにつれて、徐々に落ち着きや余裕が感じられる演奏になっていきます。それは、見ていてビックリするくらい如実に現れていました。最近の学生さんは、上達するのが早いなあ、というのは以前から思っていたのですが、選曲もブルーグラス以外から持ってきていたり、ブルーグラスの曲自体もずいぶん様変わりしているようで、最近のアルバム知らない私なんて、ついていけない感じ。
ブルーグラスのドライブ感やビートは、古くても新しい。若い人たちにも、もっともっと第一世代の音楽を聴いて、挑戦してみて欲しいな、というのはおばちゃんのタワゴトかもしれませんが。
さて、間にタワゴトを挟んでまだ「トオルとモモコ」です。ベースのきょうこちゃんが歌っています。彼女の声は、低くて落ち着いたいい感じ。一度コーラスあわせてみたいなあ、と思いました。
バンジョーの彼が歌うのは、レアなシーンらしいです。
次の予定もあったので、本当はもう少し聴いて帰りたかったのですが、もう一人のお目当ての、はなちゃんの歌を聴いてから帰ることにしました。ステージと客席の間にある通路は、ひんぱんに人が通るので、これまでの写真もなかなか苦労しつつ撮りました。彼女達のセッティングの間は、こんな感じで色んな人が前を横切っていきます。
「すこやかのびのびバンド」
いつもベースは後ろに下がっているので、写真に入らなくて困っていたのですが、このバンドの時は、面一のセッティングで助かりました。きょうこちゃんのヴォーカルです。
はなちゃんのリードヴォーカルです。元気な彼女の歌と選曲の趣味が好きです。逆光で条件は悪かったのですが、なんかそれがいい感じに撮れました。
みんなにご挨拶して、正門前からバスに乗りました。母校と雰囲気は違うけど、大学祭の高揚した雰囲気は同じ。ン十年前の学生だった私に、気持ちだけちょっと戻った半日でした。とはいえ、見てるときはすっかり保護者気分でしたけどね。ももちゃん、はなちゃん、きょうこちゃん、ありがとね。
