東京2日め、窓が明るくなって、眼が覚めてしまったのが6時前、モーニングは6:30からだった。しばらくベッドの上でゴロゴロしてから食事を摂りに1Fに降りる。無料なのでモンクは言えない。パンは3種類、卵とソーセージ、サラダ、スープも数種類、ご飯とカレーとお茶漬けの具。パン取っちゃったのでカレーはルウだけ。でも、後で友人の青森旅行のSNSを見たら、同じく無料で3日間毎日別の魚の塩焼きが付いてた。次ホテル予約する時は朝ごはんも確認しよ。
部屋に戻り、前夜お世話になった人たちにメッセージを送る。この日、どこへ行こうかなあと呟いていたので、こんな所はどう?と探してくれた人たちもいたのだが、結局宿から近くて面白そうな場所に行ってみることにして、その話をU子ちゃんにすると、一緒に行きたい、と言ってくれたので待ち合わせをする。
また、前回アテンドしてくれたキムタツも、時間があるのでまた下町を案内しようか、と言ってくれたので、昼頃そっちに向かいます、と返事をして、ちょうどチェックアウトの時間ごろに部屋を出た。
地下鉄で五反田から次の高輪台まで700mくらいらしい。ふだんなら絶対歩くところだが、この後、昭和な町を歩くし、着替えももうないし、シャワーも浴びられないので、涙を飲んで電車に乗る。高輪台にはホームドアがあったけど、機能してなかった。まだなのね。
U子ちゃんがちょっとしたミスをして、1台乗り遅れたけど、無事合流。HPによると駅から徒歩3分とのことだったのに、5分経っても目的地の看板もない。Google Mapによると、もう着いていることになっている。塀に沿って歩いて、ここか!と思ったら、看板は研修センターだった。ぐるっと元に戻ったら、控えめにガラス戸に表示されていた。もうちょっとはっきり宣伝してほしかったな。
2Fに上がると、食の文化センター。入口にこれ、もちろんフェイク
日本の四季とそれに合わせた食の展示
右上;かすてら卵、若鮎、はや筍うま煮、むつの子、わたかまぼこ、早蕨、春がすみ(寄せもの)、うちぎんなん、長ひじき 左上;ひらめ刺身、さより細造り、白髪うど、わかめ 右下;むしがれい、さくら鯛(骨抜きにして早ずし)、干し大根(帯に赤唐がらし)、かんろばい(白砂糖) 左下;小ぐら野(きんとん)、紅梅餅、椿餅、薄皮餅、かるかん 豪勢な花見弁当
江戸時代の料理本
干菓子、他の料理はよくできているのに、簡単そうに見えるこれはちょとクオリティ低い気がした。
西洋文化が入ってきてしばらくしたらクリスマスの献立も
ポテトは十字架に切ってあしらったらしい。
この部屋を出たら、次が多分小さな博物館、かなあ。これは味の素を作った当初に試行錯誤の末使われていた、愛知県常滑の道明寺甕
1900~1945年のコーナー
棚の上の風呂敷がいい感じ。
おひつ
掛け時計、箪笥の上にはクリームウェハースの箱
食卓の上にはやっぱり味の素
ラジオか。茶箪笥もいい感じ
これ、何のケースやったか。
本当はこの後、1948~75年、1976~90年、1991~20XX年というコーナーがあるのだが、いずれも撮影禁止、となっていたので撮れなかった。楽しいものいっぱいあったのだが。
ここはアカンと書いてなかった・・・と思うけど。懐かしいチキンラーメンやボンカレー
1970年大阪万博
味の素のコーナー
タイのコンビニで大袋を大量に売っていたことを思い出した。
これ、楽しかったな。
ここも大丈夫だっただろうか、ちょっと心配。
U子ちゃんが持ってくれてるのでまずは撮影
味=あぢ
広告の変遷
後で調べて分かったのだが、監修が石毛直道さんだった。
これ、現代かな。
思ったよりしっかり見てしまって時間があっという間に過ぎた。品川まで送ってくれるというので(ひとりで行けるけどね)一緒に地下鉄、山手線を乗り継ぐ。五反田の駅で見つけた試運転車。
暑かったねえ、喉乾いたね、ちょっとだけ寄ろか、で品川駅構内のクラフトビールの店。遠近法のせいか、私はレギュラーU子ちゃんはトールサイズなのに、同じ位に見える。
常陸野ネストビール
お水のグラスにもフクロウちゃん。
おお!ランチの予定もしてくれてる、という事だったので、もう行かなくちゃ。昨日から、ほんとにありがとう。できれば渡米前にもう一度会いたいけど、大阪へ帰っておいで、何とかして。と言い置いて別れる。山手線は品川から秋葉原まで。