ひな菊の丘から

年に一度の慰安旅行(長いよ)

屋外で行われるフェスは多々あります。また屋内での宿泊型フェスもいくつかあるようですが、音楽よりも宴会をメインに据えたフェスは全国でもここひとつだけではないでしょうか?9月の本番のフェスとは違って、ゆるゆるの、満腹の、大笑いのフェスです。

通称『鍋フェス』、人数はマックスで60名ほど。9月は予約殺到で、抽選になるバンガローもゆったりと全員にお布団が当たります。宴会のメインは鍋ですが、皆の持ち寄りの色んなお酒を味わったりアテが回ってきたり。数年前の日記に「まるでどこかの会社の慰安旅行のようだった。」と書きました。違っているのは、ほぼ全員が楽器を持参している、ということでしょうか。

正式なプログラムスタートまで、その辺にいた人たちで勝手に演奏が始まります。




ふと外を見ると、雪が降っていました。そういえば、数年前は夜から降り始めて、朝は一面の銀世界だったことがあります。ここはそういう場所です。



プログラムが始まりました。司会者が紹介をしています。



地元滋賀のバンド、Deep River bluegrass Band。



熟年女性のアイドルバンド、オードソックス。



リクエストに応えて、バロムクロスをやって下さいました。


ほんとにすてきなんです。今回もうっとり聞き惚れていました。



いくつかバンドが続きましたが、宴会前が私たち。本当は、ぽっとでいじーとなっていたのですが、後のメンバーが到着せず、振り替えになりました。ま、酔っ払ってしまう前の方がありがたいのは確かなので、喜んでやらせていただきましたけどね。写真はありません。最近、自分達の写真を人にお願いする、ということを全くしなくなりました。たまには撮ってもらった方がいいのですが。

この日は慣れた歌数曲と、このシーズンの新曲、ジョン・ハートフォードの名曲、In Tall Buildingsを歌いました。

さて、いよいよ宴会突入です。鍋は地鶏の味噌鍋。



うちのテーブルには憧れのオードソックスのお二人が。緊張して喋れませんでしたけどね。



6人テーブルに7人いたのに、なぜか具材は最後まで残ってました。一番食べたのは女子二人だったかもしれません。残念だったのは雑炊を食べようとしたら、たくさんあったはずの卵が一つも残っていなかったこと。もう!みんな、後の人のことも考えて食べてよね!!




差し入れの中津川のお酒、飲むの忘れてた!!しまった~。でも、地元の銘酒「大治郎」うすにごり、とか鳳来泉(でしたっけ?)とか喜楽長の濁り酒とか、色々たっぷりいただきました。



宴たけなわで始まったトークショー。まずはプロのバンジョー売りから。




地元彦根の歌姫にバトンが回ってきました。



歌姫の弟弟子で、私たちの大先輩。



日本の至宝、とバンドメンバーから呼ばれているフィドラーの方も。



宴会の余韻を引きずりながら、徐々にステージは再開されます。



ぽっとでいじーは、宴会途中にメンバーが揃いましたが、急遽4曲選んでバタバタ、と演奏しました。終わってから、米原のブルーグラス博士に「I love youの歌詞に全然気持ちが入ってなくて、流れでさーっと歌ってしまってたで。あんなんじゃあかんで。」とチェックされました。そういえば流してしまってたかも。というよりお酒でいい気持ちになってて全然歌に気持ちが行ってなかったわ、大反省です。Tさん、助言ありがとうございました。

K澤さんのステージは、バンジョー弾きが勢ぞろい。



ぽっとでいじーのぱすてる君も、引っ込んだと思ったら呼び止められてそのまま居残っていました。



ソロも回ってきました。



これは何の話をしてるところでしょう?



めっちゃくちゃ楽しそうですね。



きたむらいづみ&シガフレンズの皆さん。いづみさんは、地元の音楽仲間との演奏に力を入れていく、とおっしゃってました。あちこちで聴く機会があれば嬉しいです。



ステージを降りたK澤さんは、こんなボランティアを。って本業ですやん、いいんでしょうか?私も施術していただきました。めっちゃくちゃ体が硬い、と言われました。そうなんです、そのせいでのどにも力が入るんじゃないか、と悩んでいます。



トリは主催者特権でブルーグラスマウンテンボーイズ。



フルメンバーは揃いませんでしたが、このバンドにはマルチな人がいっぱいいるので、何とかなるものです。



久しぶりのフィドルは、やはり日本の至宝でした。



ナゾの踊り?怪しい指揮者?



この後、場所を移して朝までジャムが繰り広げられたようですが、とりあえず荷物を持って、とバンドメンバーでバンガローに入ったら、お尻に根が生えてしまいました。途中、一度だけお茶を買いに外に出て、帰りにジャムをやっている大きなバンガローを覗いたのですが、ベースを弾きながら歌っているM尾くんをしばらく見物して戻ってきてしまいました。今年こそジャムに参加しようと思ってたんだけどな。でも、自分達のバンガローでは相方の400円のギター伴奏で、昭和歌謡大会を楽しみました。

一夜明けて、外は晴れ。心配してた雪もなく、暖かい朝でした。美味しい朝食をいただき(豪華メニューでした。もちろんお替りしてご飯も食べました。)またバンガローに戻って、チェックアウトぎりぎりまで、だらだらぐだぐだとお喋りしていました。気づいたら朝のステージは9時から始まってました。一度の練習も音あわせもなしで臨んだ2度目のステージは散々でした。ギターはとちる、歌詞は飛ぶ、バンマスも歌詞をすっ飛ばして、2番に3番の歌詞で歌ってしまい、どうやって終わるんやろ、という一幕もありました。

最後のバンドは歌姫いづみさんと滋賀のお友達。



びしっと決めて下さいました。



ジャズをお好きなメンバーAさんのリクエストで、サマータイム。これからは、ジャズのレパートリーも増えそうですね。



見てる人はこんな感じ。ゆるゆる感伝わるでしょ?



オマケ;トイレのスリッパ履いて帰ってきたのは誰や!!

コメント一覧

デイジーヒルようこ
お茄子ちゃん
悔しいなあ、たぶんどっかのテーブルで大名使いしてるはずよ。でなかったら、あんなにたくさんあったのに一個も残らへんはずないもんねえ。
それにしても、うちのテーブル、私ら二人で食べてたような気がする・・・。
お茄子
あぁぁぁぁ…思い出しました卵!!!
残念でした(T-T)
来年は先に数えておきます!
食べ物の恨みは恐ろしいのですよ~~、ほんとにもう。
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