そういえば、20ん年前、ひなまつりコンサートを主催したことがありました。公民館を借り、バンドを集めてプログラムを作り、スポンサーを募って・・・。もちろん当時の仲間たち、後輩達がいなければ実現していなかったのでしょうが、どうやって開催に持っていったのか、まーーったく覚えていません。(きっとYっこなら覚えてるかな?)そんなことを懐かしく思いながら、今度は4バンドで、しかもじっくり聴いていただくスタイルのライブです。ソロの時のような冒険はせず、慣れた歌、ずっと演奏している曲ばかりのセットを組んでみました。
相方は、なぜか今回、出没回数が3/4です。デイジーヒルの他に、セカンドマンドリンで所属しているバンド、女性ボーカルのバックミュージシャンとして演奏するバンド、大忙しでした。私も実は、自分の出番以外にふたつ、1曲ずつですが、歌を歌わせてもらう機会がありました。
4時に出演者全員集合、まずは軽く打ち合わせ。仕掛け人のレフティさん、この日はなんとダブルブッキング。
普段は、何もかもお任せ!の私達ですが、この日ばかりはそうは行きません。何とかがんばらなくちゃ。リハーサルも入念に行います。PAのYくんは、直前のイベントからずっと働きづめで、食事する暇もなかったとか。なので、彼のご飯休憩を待ってのリハでした。
オコナルフティのリハーサルに合わせて体を動かすちーちゃん。
おとーさんの活躍を見届けに来た子供たち。
エンディングの打ち合わせ、ちょっと不十分だったので、もう一度やっときましょう。
さあ、いよいよスタートです。まずは仕掛け人のご挨拶から。
トップバッターは、オコナルフティ・ターンパイク・カンパニー。この日初顔合わせのいづみさんがバンド紹介です。何度も練習してたのですが、長い難しいバンド名はネックです。
へじゃさんのダンスも見られて一粒で二度おいしいバンド。
準備期間が短くて、満員、とはいきませんでしたが、来てくださったお客様には楽しんでいただけたでしょうか?
昔から衣装に凝る人たちでした。ひなまつりには、やっぱこれでしょ、と烏帽子です。「こんなんどこで売ってるのん?」という突込みには、「京都では普通に手に入るんです。」と切り返し。
アイザックくんとへじゃさんのコーラス、楽しそうです。この後たぶん、私はステージ横で汗かきながら踊っていました。そして、息が上がったまま、ステージに椅子を持って上がり、先日へじゃさんと一緒に歌ったWhen the Roses Bloom In Dixieland を、ギターも持たず、椅子に座って歌わせてもらいました。歌も楽しかったけど、へじゃさんが私のことを紹介してくれた、その言葉がとっても嬉しかった。
さて、次に登場したのは、ひなまつりなのに、なぜか男性ばかりのバンド。いいんです。彼ら、男のおばちゃんバンドなんです。
千日前ブルーグラスアルバムバンド、こちらも舌をかみそうな長いバンド名です。今ステージを降りたばかりのばすこさんが紹介しています。
ブルーグラスライブ、と銘打ちながら、スタンダードな形でブルーグラスを演奏するのはこのバンドだけです。ワンマイクでの演奏もかなり堂に入ってきました。残念なことに、仕掛け人レフティさんは、別のライブへと立ち去ってしまったので、セカンドマンドリンと、すっとんきょうな声担当の相方が加わります。
実は、何枚かの写真を撮った後、私は控え室で着替と心の準備をしていたので、このバンドの後半の演奏は見ていません。(すぐ隣だったのでしっかり聴いてはいましたが。)会場が盛り上がってるのは伝わってきたし、楽器のソロや、コーラスのキメのところで歓声が上がってたのも聞いていました。
どこのどんなフレーズで拍手をいただいたのかはわかりませんが。
もしくは、MCのどんなオチで笑いを取ったのかも確認できませんでしたが。とりあえず、ウケてました。良かったね、おばちゃんたち。
その後、少々のインターミッションの後、デイジーヒルの出番でした。動画を撮ったものの、ライトの加減で、完璧にのっぺらぼんに写ってました。動画から切り取った画像を貼り付けてもいいのですが、まあ、やめておきましょう。また後日、you tubeに上がっているかもしれません。セットリストは、
1 Forever Upside Down
2 Can't You Hear Me Calling
3 West Virginia My Home
4 Don't You Call My Name
5 Darkest Hour Is Just Before Dawn
6 The Water Is Wide
7 Footprints In The Snow
8 Wishing Well Blues
9 Scraps From Your Table
の9曲でした。歌詞カードなしで臨める数少ないレパートリーから、です。
出番の後、次のバンドを紹介する、という大仕事が残っていたので、花粉症の薬の影響で口の中がカラカラだったのですが、とりあえずミスハワイと言われた髪飾りの花を取って、ステージ脇のマイクに向かいました。直前に「どんなことを言うたらいいですか、何を言われたくないですか?」と情報収集しておいた紹介をして、トリのきたむらいづみさんのステージが始まりました。ちなみに、「言っちゃダメ」と言われたのは、「お姉さま」という言葉でした。
オリジナル含めたたっぷりのステージの最後『オハイオからの手紙』では、コーラスガールを勤めさせていただき、半分無理やり?のアンコールは、出演者全員がステージに上がり、演奏しました。後で、その時の雰囲気が、「すっごくええ感じやった」と言っていただき嬉しかったです。
遠方からのお客様や、友人も交えて、打ち上げ。
一度だけの打ち上げ花火に終わらず、継続したイベントにしたい、そして、フェスや月例のブルーグラスナイトとはちょっと違う、じっくり聴いていただけるライブに持って行きたいなあ、とこれからのことなどちょっとまじめに話した夜でした。
この日はあちこちで大きなイベントやライブがあったようです。そんな中、しかも直前の告知にもかかわらず、足を運んでくださったお客様には、本当に感謝の気持ちで一杯です。「何かできることがあれば手伝うよ。」って早い時間からボランティアを買って出てくれた後輩にも感謝です。そして、アナザードリームのママさん、スタッフの皆さん、いつもありがとうございます。ブルーグラスやってて良かったです、ほんまに。
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