このアドリブに使われると考える「G Ionian」と「G Blues scale」です。
「G」音を基音としたスケールで「G Ionian」の場合は基音・基音単位の音に
対して赤い四角と赤い丸のように基音に対し対比音と交互になっています。
「G Blues scale」の場合は音数が多くなるので基音・基音単位の音の間の音が
あり、それらは対比音か対比単位の音として使われていきます。
基音単位も3度を「B♭」にすることで対比音は変わりますが、この楽譜で対応
出来ると思います。7thの音「F#」はユーフォニー的逸脱で「E」に変化する場合と
「♮F」で対応する場合があります。これらの基音単位と対比単位が交互に又は
連続することでアドリブは進行します。
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実際のアドリブで見ていきます。赤丸部分を基音単位と解釈しています。
最初の小節「D7」の音「F#」は次の小節の1拍目の音「A」への装飾音
で次の音「A・F#」は次の音「G」への装飾音になります。コード「D7」が
次の小節の1拍目までかかっているということです。何回か言っていますが
小節線はフレーズの切れ目ではありません。
そうして次の「G Blues Scale」へ続きます。75小節目の音「B♭・E」では
音「G」が省略されています。次音「E」はこのフレーズの最後ですが次の小節
「C7」の音「C」に向かっているので音「G・A」が省略音としてあるのではない
かと想像できます。84小節目のコード「D7」のところの音「C#」は次の音
「D」への経過音です。全体が基音単位を中心に作られていると思います。
77小節目の音「C」は対比単位の音です。これでコードが「C7」に対応して
います。フレーズとしては「G Blues Scale」になっています。
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