フリガナの付いたニュース記事&初心者必見サックス演奏法 & etc.

フリガナの付いた記事と初心者必見サックス演奏方法とジャズ

Improvisation41 Autumn Leaves -Cannonball Adderley 2

2024-11-24 16:38:18 | Improvisation

前回と重複する部分がありますが4度音程が多くありましたのでその部分について

考えてみました。楽譜の赤い四角で示した箇所では4度音程と省略された音を付け加えた

音列を並べて表記しています。赤い矢印は装飾音符や経過を表しています。矢印の先が

主要音(中心音)になります。

下の楽譜の1小節目は前の小節の裏コード「A♭7」を「D♭7」で解決して、次にその裏コード

「G7」でフレーズを終えていると考えます。

次の3小節目は赤矢印で示すようにアルペジオへ向かってスケールが動いているようですが

音「D#」が強くその後の音「C・D・C」でコード「F#m7♭5」よりも「B7♭9」が強く感じ

たのでこの小節と次の小節を2つのコードに分けて考えてみました。赤字で示しましたが

このほうがしっくりくるように思います。「F#m7♭5/B7♭9」「F#m7♭5/F7」です。

下の楽譜の2段目の2小節目は「F#・A・G・E」が主要音ですがこれに半音の装飾音

と経過音が入っています。音「F#」には「E#(F)」「A・G」には「A♭」です。

4度音程がよく出てくるのでこのような発想で練習をしているのではないかと考えてみました。

4度音程を突然使うにはどうするか?逆説的に考えると省略音を加えた3度のスケールから

2番目の音を抜くと4度と3度の音程が混ざったスケールができます。

次に半音階が多く使われていることも特徴です。

コードが「C」で音列「D・C」がある時音「D」に装飾音符「E♭」「E♭・C#」

を付けて「E♭・D・C」「E♭・D・C#・D・C」とします。このような半音の

アプローチや経過音が多く見受けられます。

これは、コードトーンに装飾音符があるとその装飾音符にも装飾音符が付くと

いう形です。ブルースの場合音「C」に向かって装飾音符「E♭・D・A」を使って

「E♭・D・C・A・C」という音列はよく聞くフレーズです。下の楽譜にもあります。

ここまでで分かることはアドリブは、ある音に向かってフレーズが作られて、

進行しフレーズの最後の音(コードトーン又はテンション)へ向かって

いるという和声的なサウンドのアドリブなります。

 

Improvisation 28アドリブの為のスケール練習1

Improvisation32アドリブの為のスケール練習2

Improvisation32-1Straight, No Chaser1 Miles Davisのアドリブ

Improvisation33Straight, No Chaser2 Miles Davisのアドリブ

Improvisation34Straight, No Chaser3 Miles Davisのアドリブ

Improvisation35Straight, No Chaser4 Miles Davisのアドリブ

Improvisation36Straight, No Chaser5 Miles Davisのアドリブ

Improvisation37Straight, No Chaser6 Miles Davisのアドリブ

Improvisation38Straight, No Chaser7 Miles Davisのアドリブ

Improvisation39Straight, No Chaser8 リフとの対比 Miles Davisのアドリブ

 

 

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Improvisation32アドリブの為のスケール練習2

2024-11-24 16:34:43 | Improvisation

前回は下向きのスケールでしたが今回は上向きのスケール

色々なキーで試してください。1オクターブ変化する音が対比音になるように

コード付けすると緊張感のあり効果的になります。

スケール練習1 ←クリック

 

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Improvisation40 Autumn Leaves -Cannonball Adderley 1

2024-11-24 14:54:59 | Improvisation

Autumn Leaves - Miles Davis & Cannonball Adderley 

Cannonball Adderley のアドリブ部分の解説です

このアドリブの特徴として下降していくフレーズが多い。

1~2小節目では音「G・E・C・A・G・C・F#」フレーズの最後の音「C・F#」は和声的には

3全音で音「G」か「B」に解決を求めますが、そのまま放置で不安定なまま終わっています。

マイルス・デイヴィスがテーマの最初の部分のコード「Am」で原曲から外れた音の6thの音

を使っているのでそれを模倣したものとも考えられます。

2小節目の二つ4度音程「A・E」「G・C」の省略音を加えると「A・G・E・G・A・C」になり

次の音「C・F#」は「C・A・F#」となります。

3・4小節目の赤丸部分は4小節目の音「B」を1オクターブ下げるとGイオニアンの

maj7度、5度、3度の基音単位の音「F#・D・B」になります。

4小節目の音「B」は前の小節のフレーズと次へ向かう音として重複した機能しています。

4小節目の音「A・E」は次の音「C」へのアプローチノートでこの上からのアプローチノート

は赤い矢印の部分でも使われています。4小節目から7小節目。

5・6小節目の音「♮F」はB7で「Lydian7」にあたります。

6小節目の赤字の「F7」では音「D・C#」は次の音「C」への経過音で次の小節の音「A」

まで続き音「E」でフレーズを終えます。コード「F7」はコード「B7」の裏コードです。

ここでコード「F7」を「Em」のドミナントとするとその前のコード「B7」で「Lydian7」

を使うことでサブドミナント的なサウンドを使っているところが演奏者のアイディアかと

思われます。

8小節目は次の9小節目の音「B」へ向かって「B・E・G・B」とアルペジオ的に進行します。

9小節目の赤丸はアルペジオ的スケールで「B・G・E・C」「A・F#・D・B」「G・E・C・A」で

3回目のアルペジオの音「G」で止まっています。コード的には9thから7th「B・G」です。

10小節目のコード「D7」では楽譜下にあるよう音「A♭」からつなげていくと、このような

スケールになります。コード「A♭7」で「A♭Lydian7」になります。コード「D7」の裏コード

になります。

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