*Dance Bon Bon Schedule blog*

おどりのカタタチサトの活動、DanceBonBonのワークショップやイベント情報などupしています♪

本番前日。あつしさんのリハも見て。

2005-11-01 | 05ヨーロッパ
写真は新聞にのっていた「今日のうまれたてinポーランド」さてさてやっと、ライティングマンのジョゼックとサウンドマンのシュヴァベックと舞台作り。少ない灯体の中、1日2組の枠なので限られてはいるけれど、なんとか英語でのやりとりもうまく行き、ライトは一段落。サウンドの方は今回もスカンクがいないので、MDとCDの操作になる。それぞれのトラックのレベルやイコライザーのことなど踊りとのタイミングなど説明がけっこうむつかしい。。途中、専門的な英語も出てきて四苦八苦だったけれど、なんとか全体うまくいきそう。ポーランドの人は、けっこう英語をしゃべれる人が多い。ほとんど会った人は専門的なことをしていない人でも、ペラペラだ。ちょっと、帰ったら英語学校行って磨きをかけないと!と焦った。明日は本番なんだけど、今日夜間はあつしさんたちのリハなので、一旦外に出ることに。国民の休日らしく、店はけっこう閉まっている。zakのレストランも閉まっているので、新市街でレストランを探して、力を出すために、ビーフガーリックを注文。ライスもあって、ホットアップルパイのアイスクリームかけも美味しくいただき、万全。カタタは本番前にやせてしまう傾向にあるので、どしどし食べる!精を付けないとおどりも生きないからね!!戻ってきて、リハを見る。ポーランド到着日に参加したwsで作りあげてきたもの。15人ほどのws参加者で構成されている。まず、驚いたのは最初の日に見た皆のカラダと今のカラダが違うこと。あつしさんのwsでは「自分の」カラダ、「私の」歩行、などにとことん向かい合っていくものだった。それを通過してきた人たちがしっかりカラダを認識して存在していて、命がけで立って、歩いてくるのは見ていて大変おもしろかった。そして、カタタもワークショップに興味を持った。自分は、もともとダンスをやっていたけれど、いつも足りない何かを感じていて、外国の雑誌でみた「舞踏」が日本の戦後に生まれた日本オリジナルのダンスであることを知って、東京に来て探した。和栗さんに会ってからはおどり以外の事にもどんどん興味ができ、絵画の見方や建物、都市の配置や、人と人との関わり方、森羅万象すべてがおどりになりうることに喜び、感受するものの仕方も変わった。自分でソロをやりだしてから、自分なりの「おどる」ことをがむしゃらに探し、今年いろいろな舞踏フェスに参加してからは、自分にとっての「舞踏」という哲学をさらに掘り下げるに至った。こうして、川本やあつしさんのwsの経過をみていて、自分だったらどういう風にワークショップをするんだろう?何を交換しあうんだろう?何に気づいて欲しいんだろう。と考え出す。正直、今回の舞台は、人に見せるためのものではなく、己の掘り下げた感情を発表している集団だ。とも思った。あつしさんは、ワークショッププロジェクトなのでお金を取ってみせるものではないんだ。と言った。それは正しい。ただ、ワークショップは、そこで何かに気づいた人たちが、それを自分のフィールドで生かせることができれば素晴らしいと思うので、今回の舞台はワークショップの続きだったとも思った。もし、あつしさんが言葉を発し、観客がワークショップ生だという関係。それはそれでおもしろいと思ったのだ。明日は、自分の本番だ。おどるよ!

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