*Dance Bon Bon Schedule blog*

おどりのカタタチサトの活動、DanceBonBonのワークショップやイベント情報などupしています♪

パリ散策の日

2005-10-23 | 05ヨーロッパ
本日は、公演を見に来てくれた日仏会館の方にお呼ばれして、Odeon駅で待ち合わせ。古き良き時代を匂わせる路地に立ち並ぶ店店店。新進気鋭っぽい内装のお店で、ガラス張りのキッチンでは何やらシェフたちが腕を振るっている。ああ!楽しみ♪やっとフランス飯を堪能できるのね!!とワクワクしたのにーー選択ミスをしました。ワタクシ・・トマトとモツァレラのサラダはこの上なく美味しかった。チーズがうまいのはヨーロッパの特権とばかりにふかふかなモツァレラとオイルもまぁなんておいしいこと。。しかーし、メインで”タタール”を頼んでしまった。牛肉という言葉についフラフラと注文してしまったそれは、やく前のハンバーグ野菜抜き、味付け無し、一言でいうと肉のたたき。上に生卵がのっているが卵の直径の10倍はあったんじゃないかしら・・んーーーーっ食えねぇーーっ途中からまさに頂上が見えているのにその1歩が疲労で出せない登山家みたいになってきて、付け合わせの野菜なんかとうに食べきったし、塩も胡椒もバルサミコももう飽きた。冷や汗。。エスプレッソが幸せでした。さて、散策は始まる。3人は重いお腹をかかえて、サンジェルマン大通りをまっすぐ歩き、「あれはもしやサンジェルマンデプレ教会では?入るべきよー」と入りこみ西洋の教会に立ちくらみをおこす。ぐるっと巡って、外に出て今度は川の方へ歩いてみる。惜しくも今日は日曜日。アンティーク屋や画廊はそろってお休みなので、ショーウインドウを眺めつつ歩く歩く。「ああ、これがあのセーヌ川ね!なんて空!!」と感激。ヨーロッパの空は広いね!「ほら、あの手、セーヌに映っているあの手、どうしてあの手は水面で燃えているのかしら。ほんとうに水と火とはおなじものだわ」なんてナジャの一節を思い出しながら。なんだか大きな橋があったので、のんびりしている休日の人たちを眺めながら歩いていると、突然の喧嘩。ぼこぼこ顔を蹴られるおじさん。その音がすごく平和そうにみえたあたりの空気をかき消して、現実に引き戻す。ここまで来たら、シテ島まで行かなきゃとばかりに歩き。やっと到着ノートルダム大聖堂。外で鳩に埋もれて一体化しているおばあちゃんがいつ動くのかと見とれてみたり、鳩を呼ぶおじさんと少年のショーに感化された観光客がみんなしてパンをちぎって片手を大きくあげるマスゲーム的な一瞬をみのがさなかったり。そしてノートルダムの鐘が鳴ったので、中に入りこんでみる。回廊は時間が終わってしまい見れなかったが、突然に司教さんたちが奥の部屋からおごそかにあらわれミサが始まった。高い天井にひびくパイプオルガンの音。テノールの男性の声に会わせてお祈りする大勢の人たち。香炉のようなものでその場を清めてから司教さんはお祈りの歌を歌いだす。どのくらいその場にいたかわからないけれど、ミサの間じゅう大勢の信徒たちの足元でこっそりその空気を嗅いでいた。うすぐらい人人の柱の影で。遠くにあんなにもライトアップされた司教さんたちが見える。さらに遠く上の方にキリストとマリアの像。皆一心にお祈りの歌を歌っていた。さすがに疲れて、あとはふらふらと反対岸をあるきまわり、疲労困憊しながらベルビルの街へ戻る。今日は日本料理屋で、日本のビールでかんぱい♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿