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テンナンショウの仲間(大阪・奈良・和歌山周辺)

2015年05月15日 | 【酷似した草の区別】

テンナンショウの仲間 難易度★★★★★

 ただし ユキモチソウとムサシアブミとウラシマソウは 一目で分かります。

 全国に地名の付いたテンナンショウが多くあり25種類以上あるとか。

 特に 地名(オオミネテンナンショウとか)が付いたものが多く見分けはほぼできない。

◎ 黒色のテンナンショウ


  ウラシマソウ      1葉多小葉。真っ黒で付属体が釣り竿に似る。
  マムシグサ       2葉多小葉。茎皮がマムシ模様。耳が無い。
              若い頃は緑色で付属体が小さな雪餅。
  ミミガタテンナンショウ 2葉多小葉。
              仏炎苞に耳がある。付属体は雪餅。緑色の時期が無い。
  ユキモチソウ      2葉3~5小葉。付属体が大きな雪餅。
  オオミネテンナンショウ 2葉5小葉。付属体がツクシの頭のような感じ。
  ムロウマムシグサ    キシダマムシグサとも言う。2葉5小葉。
              葉に富があることが多い。
              仏炎苞の先が長い。付属体は淡い白のツクシ状。


◎ 緑色のテンナンショウ


  マムシグサ       2葉多小葉。
  ムロウテンナンショウ  2葉多小葉。付属体がマッチ棒になっている。
  コウライテンナンショウ 2葉5小葉。下の葉が上の葉より小さい。
              マムシグサに似て付属体が小さな雪餅。
              マムシグサとして区別しない説がある。


 オオミネテンナンショウのようだ。↓

 

 

 

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