【観音峯】天川村1347m
地図はおそらくこう行ったと思われるコースです。
天川村洞川方面に車を走らせ虻トンネルを越えて
直ぐ右に登山口があり駐車場がある。780m
ここからみたらい渓谷の吊り橋を渡り
そのまままっすぐ遊歩道を横切り
木の階段を上がるとすぐに観音水がある。
第一展望台に立つと下からみたらい渓谷の轟きが聞こえてくる。
更に急な山道を登ると
鳥居のある所に出てくる。1040m
休息所があり横の階段を登る。
ここまで南北朝時代の天川の物語があり
道に迷うこともなかった。
落ち葉の上の急坂を登ると岩屋の標識
100mほど脇道を登ると
岩屋の中に聖観音菩薩がある。1116m
観音に 巡り会えりし 天の川
大峰望む もみじの道よ 団子
元に戻って岩山を迂回し
道なりにつづら折れの道を登ると
ススキの平原に出る。
ススキの中に突然
観音峯展望台の石碑に出る。1208m
登り始めて1時間30分
ここからの見晴らしは抜群で
稲村ヶ岳、大日山、弥山、頂仙岳
の大峰山系の大パノラマが広がっている。
10分ほど景色を満喫して
ススキ原を抜けると落ち葉で道が見えない。
道を探りながら登る。
ブナやナラの木と針葉樹の境目を歩くと
観音峯1347m頂上へ到着。ちょうど2時間。
頂上には三角点があるだけ。
さて、ここから法力峠へ行き洞川へと思ったが
みたらい渓谷の紅葉に触手が伸びて
地図に載る道を下りようと探す。
黄色のペンキがあり
道には見えないが下りて行くと
ペンキが続いていて ゴミも所々落ちている。
急な下りだがスポンジ状の下りで足には楽だ。
1100mほどで黄色のペンキが無くなる。
おいおい いい加減な印を付けるなよ。
道らしきものも無く 白くガスがかかってきた。
仕方なく元に戻ることにする。
250mまた登ることになってしまった。
おまけに かなりの急坂だ。
45分も使って観音峯に戻ってきた。
この黄色のペンキに欺されて下りて行ったのは
ゴミの具合からして結構居るのではないだろうか。
息が上がるも 休まず
杉木立との境界を下り観音峯展望台方面に足を進る。
やはり地図にある道は何処にも無かった。
展望台まで戻ってくると
次から次に人が登ってくる。
ここは人気の山のようだ。
岩屋の分岐、神社跡へ
足が痛み出して 休息所で少し休む。
一応 テーピングをしてきたのだが
三峰山以来 左足が下りになると痛む。
幸い 平坦地が所々あって
足への負担は軽い。
駐車場へ戻ってきた。
無駄な45分があったけれど
全行程4時間。
洞川温泉に入って汗を落とし帰宅。
1300を越える山は 私の限界を越えている。
殆ど休息無しに上り下りをしたことになる。
みたらい渓谷へ行く力は残っていなかった。
無茶苦茶疲れた。