【422】王龍寺 奈良
住所 奈良市二名6丁目1492
宗派 黄檗宗
山号 海瀧山
開山 聖武天皇・梅谷和尚
本尊 十一面観音菩薩
聖武天皇の勅願により建立され、兵火ににより衰退。大和郡山城主の本多下野守忠平が、黄檗宗の開祖隠元禅師の孫弟子、梅谷和尚を招いて菩提寺として再建開山した。
本尊は、高さ4.5m、幅5.5mもある巨石に刻まれた十一面観世音菩薩で、光背形を彫り窪めた中に半肉彫りに刻まれ、下に蓮花台を浮彫りにした慈愛あふれる観音様です。「建武三年(1336年)丙子二月十二日大願主僧千貫行人僧千歳」の銘があります。