【神社】丹生都比売神社 和歌山
住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
祭神 丹生都比売大神(にぶつひめのおおかみ)
高野御子大神
大食都比売大神
市杵島比売大神
国宝 銀銅蛭巻太刀拵(ぎんどうひるまきたちこしらえ)
重文 本殿 4棟・楼門・木造狛犬 2対・木造鍍金装神輿・金銅琵琶・兵庫鎖太刀・鍍金長覆輪太刀・鍍金長覆輪太刀・法華経・後村上天皇宸翰寄進状
丹は硫化水銀のことで、秦始皇帝が永遠の命を得るために飲んだと言われる水銀のことです。全国の丹生川と言う川には、水銀が採れたことになります。主に朱色の顔料として重宝されています。神社仏閣に多い朱色はこの顔料で、防腐剤やシロアリ対策に使われたと思われます。また、金の蒸着に水銀が使われていた為に金銅仏にも使われていたようです。その水銀が、高野山をはじめ中央構造線に多く採掘されています。それらを一手に牛耳っていたのが丹生一族なのです。その一族の祀る丹生都比売大神は、天照大御神の妹神であると言われています。この丹生一族と弘法大師との結びつきなど、謎の多い一族で、渡来人であるとも言われています。
佐波神社 明治39年に丹生都比売神社に関わる三沢明神(奥ノ沢・中ノ沢・柳沢)を
始め天野の氏神様を合祀した神社。