太陰暦：十月廿九日は

木枯らしの　　季節到来　　　空は晴れ　　　　　　
晦日（みそか）を迎え　　　西風荒れる　　　


＜首都のど真ん中は：放射能漬け＞　　　　
文科省　　調査をしない　　お膝元　　　　
民間調査　　放射能漬け　　　


１０月の　　上旬調査　　セシウムと　　　　
ストロンチウム　　都内3箇所　　　


　　　

太陰暦：十月廿八日は

新米を　　新嘗祭（にいなめさい）で　　　神々に　　　　
天皇陛下　　供え祭れり　　　　　　　


小雪（しょうせつ）の　　　日でお日柄も　　　好日に　　　　　　
神のみ前に　　　ひれ伏し感謝　　　　　　


＜東電の事故賠償保険にそっぽ＞　　　　　　
民間の　　　損保会社が　　東電の　　　　　
損害保険　　更新拒否に　　　　　　


1200　　億円を出す　　東電の　　　　　
受け皿拒否で　　更新できず　　　　　


国民は　　置き去りにされ　　　事故処理に　　
供託金を　　出すことになる　　　　　



国民の　　監視の眼にて　　　様子見し　　　　　　
今後の経過　　　見守ることに　　　　　


　　　

太陰暦：廿七日は

久方の　　光漂う　　鋤田には　　　　　　
ドバトの群れが　　回旋してる　　　　　


＜MOX燃料と原発の事故は、図1と2で＞　　　　
ウラン鉱　　精製すれば　　図1にて　　　　　
ウラン原子を　　　抽出できる　　　　　　


このウラン　　使って燃やす　　軽水炉　　　　
他の物質を　　　入れるは禁止　　　　　　


福島や　　他の原子炉は　　すべてこれ　　　　　　
ウラン以外の　　物は禁忌に　　　　　


ウランから　　　人工的に　　作り出す　　　　　　　
プルトニウムを　　さらに再処理


出来た物　　　プルサーマルで　　この原子　　　　　　
ウラン（235,238）を混ぜて　　　軽水炉にて　　　　　　


　


＜図2から＞　　　
原油から　　ガソリン・灯油　　　精製し　　　　　
使用目的　　　みな違うよね　　　　　


ガソリンを　　　灯油に混ぜて　　ストーブに　　　　　　
焚けばどうなる？　　危険だよねと　　　　　


福島の　　3号機には　　混合の　　　　　　
核物質が　　使われていた　　　　　　　


爆発の　　MOX　　　燃料は　　　　　　
同心円で　　拡散すると　　　　　


半径が　　80キロの　　地域内　　　　　
核拡散が　　深刻なりと　　　　　　


　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

太陰暦：十月廿六日は

加速する　　寒太郎さん　　大地へと　　　　　
吹き荒れて日を　　　配下に見つつ　　　　　　　


昨日の　　駅前ビルの　　中にある　　　　　
イルミネーション　　　もうクリスマス　　　　　

太陰暦：廿五日は

雨の夜　　朝は雲間に　　　青空が　　　　　
見え隠れして　　外出できる　　　　　


＜反原発への監視：政・官僚・財界が＞　　　　　
原発の　　推進のみを　　　強調し　　　　
メディアを監視　　　国民承知　　　　　　


よくもまあ　　　こんな暇がと　　あきれ顔　　　　　　
次は国民　　監視する側　　　　　　


文殊への　　　予算は要らぬ　　　むだ金が　　　　　
流れていくと　　　黙っておらぬ　　　　　　　


国民を　　　欺くことに　　　予算とる　　　　　　
ならば国民　　　あげて反対　　　　　



＜冬の空と風＞　　　　　
５時すぎに　　真っ暗になり　　　寒太郎　　　　
吹きすさぶ夜　　冬の到来　　　　


東海の　　地方は雪が　　　降らねども　　　　　　
山の西から　　寒太郎来る