太陰暦：十一月廿八日

夜明け前　　冬至の朝を　　底冷えの　　　　　
しじまの中で　　迎えることに　　　　　　　　


日の本に　　生まれしことを　　ありがたく　　　　　
寿ぎ自然　　愛でる楽しみ　　　　　


南瓜とか　　柚子湯のうちの　　　一つでも　　　　　
あやかりたいと　　想う日短（ひみじか）　　　　　　


＜根本的な除染は無理に＞　　　　
福島の　　除染自体は　　困難で　　　　
枯れ葉の掃除　　では未解決　　　　　　　　



家屋やら　　コンクリートも　　　山川も　　　　　　
すべて砕いて　　　核のゴミなり　　　　


不可能に　　近い処理法　　住民の　　　　　　
帰還は無理に　　　心得るべし　　　　　　


都会への　　貢献のため　　原発を　　　　
田舎に造る　　その責任は？　　　　


　

太陰暦：十一月廿七日

穏やかな　　旭日がふわり　　大地へと　　　　
降り注ぎたり　　小春日和に　　


＜広がる汚染の果てに＞　　　　　
福島の　　山と川・海　　　放射線　　　　
汚染まみれで　　産業打撃　　　　　　


福島の　　製材業は　　木屑から　　　　　
セシウム汚染　　　困惑してる　　　　　


茨城も　　海産物が　　放射線　　　　　　
汚染地帯に　　　四苦八苦中　　　　　　　


原発の　　コンクリートの　　ひび割れも　　　　　
汚染水にて　　海に拡散　　　　　　


　　

原子力の影

ウランやら　　プルトニウムは　　なぜ危険　　　　　　
内部被曝で　　　遺伝子破壊　　　　　　


遺伝子は　　地球誕生　　人類が　　　　　
出現したる　　歴史情報　　　　　　


のみならず　　個人の過去の　　情報も　　　　
神の叡智で　　法に従う　　　　


遺伝子は　　二重らせんの　　構造に　　　　
規則正しく　　配列決まる　　　　　　


放射線　　　目に見えぬ針　　　細胞の　　　　　
中の核酸　　グサリ切り裂く　　　　　





福島の　　山や野原の　　生物に　　　　　
奇形種が　　検出された　　　　　

　　

無限供給で

昨日は　　　生長の家　　　友からの　　　　　　
いただきものの　　野菜が豊富　　　　


白菜に　　青梗菜（チンゲンサイ）や　　お菓子まで　　　　　　
盛りだくさんに　　洗って切って　　　　　　　



菜園の　　無農薬にて　　自然もの　　　　　　
虫がいたけど　　新鮮野菜　　　　　　

十一月廿五日

夜明け前　　６時に月が　　挨拶し　　　　　
地球見下ろし　　無言の光　　


＜大笑いの福の神＞　　　　　
笑いへの　　特急に乗り　　一人見て　　　　
カンオケさんも　　さよならという　　　　　


自主映画　　北海道の　　限界の　　
里ムカワなり　　住民主役　　　　　


映画では　　地元をテーマ　　　主役には　　　　　
高齢者たち　　真剣勝負　　　　　　　


世界的　　　カンヌを目指し　　大うけに　　　　　
タンカを切って　　カンオケ後に