船と音楽の時間
船と音楽を愛する男の日記
昨年も同時期に特集・世界の空母 2020でした、
やはり空母特集は読者の関心が大きいのでしょう。
岡部氏は昨年に引き続き、各国の空母事情について記載されています、
やはり中国海軍の動向が主眼となり空母打撃群へのノウハウを習得するための演習が続いています。
その関連で野木氏は「米中空母打撃群もし戦わば」を掲載されています。
米中での運用経験から比較すると雲電の差はありますので、結果は知れています。
井上氏の米新空母「フォード」の最新情報では現状の課題点を記載されていますが、
なかなか思うように改善出来ない事について詳細は不明です。
課題のリニア・モーター式エレベーター
新しいシステムを通常運用レベルまで達成することの困難さは理解できまずか、
米国防側での責任追及がないのが不思議です。
英海軍の空母クィーンエリザベスが5月22日より英空母打撃群として
地中海~紅海~インド洋~南シナ海~太平洋と28週間、40ヵ国の訪問、総航程26,000浬に及ぶ長期航海が始まれました、
報道関係でも取り上げられております。
やはり長年のノウハウ、スキルを持っている点が中国海軍との差ではないかと思いました。
最近の報道では艦内にてコロナウィルス感染者が出ている様子です。
香田氏の「いずも」型空母化と空自F-35Bについては報道等が先行していますが、
これからノウハウ習得、課題点等が出てくるので中国海軍と同様に時間が掛かるのではないかと思います。
連載されている現代の艦載兵器は対魚雷防御システムでしたが、
各国のシステムがコンパクトにまとめられていて勉強になりました。