毎年恒例となっています、A Touch Of Jazz に行きました。
今回のお題は楽器の組み合わせ その1です。
講師 藤井政美
吉岡かつみ(P) 山本優一朗(B) 吉岡洋充(Dr)
ジャズスタンダードナンバーでも楽器の組み合わせにより、演奏内容は変わります。
講師は藤井さんです、藤井さんの解説は何時もながら楽しく拝聴しています。
今回はジャズスタンダードとはいうところから始まりました。
まずは各人にジャズとの出会いとスタンダード曲について聞かれました。
ピアニストの吉岡さんは高校三年生時に友達に頼まれて弾いた曲とのことです。
山本さんは中三まではクラッシクで高校生になった時にベースを持ち、
ロックからあらゆるジャンルの曲を弾いていて中にジャズスタンダードもあったとのことです。
ドラムの吉岡さんは高校から叩き始めてクラブに出入りするようになってからとのことです。
そして本日の演奏は1曲目、枯葉、2.イパネマの娘、3. いつか王子様が、
4. ハウ・ハイ・ザ・ムーン、5..A列車で行こう、と超ジャズスタンダードでした。
リハーサル無しでピアノのイントロから始まり、ベース、ドラム、サックスと繋がれて行きます。
その演奏の中で、各人が意識しているのは各人の演奏内容を聞いてから度の様に調理するかです。
これが各人により違いがあり、何時も同じ内容でない事を求められます。
それがジャズの楽しさでもあり、醍醐味でもあることを解説されています。
本題の「楽器の組み合わせ」についてピアノ、ベース、ドラムでのトリオと
サックス、ベース、ドラムでのトリオでの演奏を聞かせて違いについて解説されていました。
大変興味深かったのは「イパネマの娘」と「A列車で行こう」メロディが一緒とのことだとのことで、
「A列車で行こう」の演奏中にピアノの吉岡さんが実演されました。
次回はトランペットが入り、<二管編成のダイナミックス>についてです。
やはり藤井さんの解説は大変楽しく分かりやすかったです。
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