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音楽と船の日記

モダン・タンゴ五重奏団 ピアソラ・タンゴ・ナイト2025@ライブジューク

2025年01月11日 | ライブ

昨日のライブはモダン・タンゴ五重奏団 ピアソラ・タンゴ・ナイト2025with 北村聡(Bn)/田中伸司(Cb)です。

地元のモダン・タンゴ五重奏団が開催されています、ピアソラ・タンゴ・ナイトに

ゲストとしてバンドネオンの北村さんを迎えて、今や各方面から引っ張りだこです、

前回聞いたのは何時か思い出せません。

ファーストセット1曲目はブエノスアイレスの四季から「ブエノスアイレスの夏」から始まりました。

続いて天使の組曲から「天使のミロンガ」「天使の死」「天使の復活 」を演奏されました。

通常だとタンゴですので、踊れる曲調となりますが、ピアソラなので、踊れません、

そして曲調も色々な要素が取り混ぜてあり、

ギター、ベース、バイオリン、ピアノがそれぞれのパートを融合させて

ハーモニーを奏でる音色にバンドネオンの主音を引き立ちます。

やはりバンドネオンの音世界は魅了されます。

ここまではベースが田中伸司さんでしたが、新たに加入されたのが、池田尚輝さんに変わられました。

池田さんは初期のモダン・タンゴ五重奏団メンバーで亡くなられた徳原正法さんの弟子とのことです。

演奏曲は「エスクアロ(鮫)」です、イントロはベースから始まり、池田さんの音世界が伝わります。

ファーストセット最後は「アレグロ・タンガービレ」でピアノの渋谷さんの前奏曲で始まり、

それから展開される五重奏団の重厚な音世界が伝わります。

セカンドセットもベースは田中さんと池田さんが交互に演奏されていて、お互いの特徴をよくとらえています。

ここまでMCではお話ししなかった、北村さんが少し解説をされました、

バンドネオンは通常は椅子に座って演奏するのですが、

ピアソラスタイルでは立って演奏するので、腕の筋肉が大変とのことです。

続いて北村さんと田中さんのディオ演奏は聞きごたえのある重厚な音色が響きます。

ということでピアソラの音世界を堪能できた、モダン・タンゴ五重奏団の演奏でした。

来年で結成30周年を迎えられるとのことで、継続は力です。

 

 

 


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