子どもを育てるとき、
やいやいと不平不満や期待を口に出してうるさく子育てするのと、
あまり口を出さずただ静かに微笑んでいるだけの子育てと、
どちらがいいのかと、そんなことを書いた専門書と出会ったことがある。
答えは、後者-静かに微笑む子育て
が、勝利者であって、子どもはいい方向へ伸びるという。
詳細は忘れたが、妙に納得して、
初めて授かった子どもを育てる指針のひとつとなってきた。
子どもにやいやい言わないでおくのはストレスだ。
でもその忍耐を備えずしてよいハハとはなれない気もする。
ハハはうまいこと自分のしたいことなりをしてストレスを昇華し、
子どもにゆったりした愛の環境を作りたいと願う。
なかなかできないことだからこそ、それが正解であろうと思ったりもする。
そして今までの仕事上の経験からも、まさにそれが正解であろうと思ったりもする。
・・・でも、できないよね~~~~~~!!!!
とりあえずそれが正解であろうということを知っておくことが、
大事だと、思います。
そこで今現在もっともホットな夫の話だが、
夫もそのように育てればいいのかもしれない。
と思った時期もあったが、
あの夫は、静かに微笑んでいると、
本当にとんでもない誤解をし、
とんでもなく甘えてきたり、手間がかかったりして、
私(妻)がもう、もたないのだ。
子どもっぽいくせに、変に屈折した感情(僕は母に愛されなかった…とか)を持っているようで、
子どもの自然でまっとうな成長の方向を期待して静かに微笑んでたら
もう大変なことになってしまう。(ような気がする というか経験上、実際。)
大人を育てるのは、経験によってひねくれてるだけに本当に難しい。
仕事をしていても、子どもは育ち、治るスピードも滞りない気がするが、
親のほうが断然育ちにくく、変わるのに硬く、大変難しい。
’もちろんひねくれた自分自身を育てるのもまた然りだがそれはとりあえず棚上げで。)
でも、もう知らんと放っておいたら、
また見放されたとか、このごろ冷たいとか、
夫の側でいろいろ不満に思っている(気もする)。
子どもたちにも厳しくなるし、妻にも冷蔵庫内の賞味期限やごみ捨ての細かーいことで
喧嘩をふっかけてきて鬱陶しい。
さてどうするか・・・
この子どもらしい大人である夫とうまくやっていく方法とは何?
思索と努力、続く。