ココロ散歩道

心理士の何気ない日記です 
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ねこ次女の事情(2024年夏の不調)

2024-08-06 11:04:06 | 日記
覚書として。
2024年、5月後半頃から不調。
(記録5月17日が最初。すでに何度かしていた)
おしっこの粗相がじわじわと増加。
6月になり2日、3日おきくらいに粗相。
場所はあちこち。
人間のだらしないところを狙う感じでの粗相。
トイレ掃除の徹底を心掛ける。

砂を全替えしてみたり、とにかく掃除片付けを心掛けるが、
なかなか収まらず。
砂のリニューアルが気に入らないのか、トイレに近づくこともあんまりしてない
ような気がするので、もう一度前買ってた砂に変更するも、
相変わらずの粗相の日々。

それでも成功するときもあって、そういう時は
私が見守っていたり、声をかけたりするときな気がして、
みんなにも見守りをお願いする。
それでも早朝~朝食後、夕方、夜、ちょっと目を離した隙にすることが2日に一度くらい続く。
もっとも安心できるであろう母の部屋に夜ひとりだけ預かって寝ることに。

7月9日 早朝、母の部屋から出してくれと半狂乱(なぜ?)。
トイレに行きたそうなので、トイレに連れていくが、嫌がって出してくれと。
階段のトイレでしたいのかと思って根負けして出したら、次女の私物にしてしまった。

ちょっと様子がおかしい、過敏な感じがしたので、この日以降
できるだけ猫三女(猫次女とは仲が悪い)、猫四女と接触のないように子供部屋に引き取ってもらって、
猫次女は引き続き母が引き取って、それぞれカギを付け、別々で就寝。
それでもなかなかおさまらず、1日1回は粗相の日々が続く。

母のベッドの枕も連続で犠牲に。
早朝、母の目の前で枕に放尿したこともあって、いよいよおかしい。

毎日粗相なので、とにかく掃除洗濯が楽になるようにと、
ビニールのテーブルクロスを買ってきて、猫籠、ピアノ上などあちこちに敷く。
座布団にはビニールカバー、お布団シーツの下にも(暑いけど)クロス。
猫次女が気に入りの屋根付きのトイレをもう一つ購入して、
猫次女専用にと、母の寝室へもう一つトイレを置く。

7月12日 夜ピアノの上のかごのなかに粗相。娘たちの目の前だったからびっくりした。
7月13日 母の部屋の床で粗相。どたばたと早朝から落ち着かず、
なだめても難しく、そのまま閉じ込めたらあきらめてトイレにするかと思ったら、
なんとトイレのすぐそばの床で粗相。自分で自分のおしっこに驚いたのか、
放尿しながら走ったから、ベッドの周りぐるっとおしっこが散らかってしまう。

もう万策尽き果てた感あり、その日のうちに動物病院に相談に。
丁寧に話を聞いてくださり、すごく心強い。
猫が落ち着くサプリ(カゼイン)を注文してもらう。
ヒルズのc/dコンフォートのカリカリも紹介してもらう。

商品到着後早速試してみるが、少しましなのかな?という程度で
やっぱり粗相は続く。2日に1度は必ずという感じ。
洗濯し易いものにしてくれたら嬉しい、みたいな、
こちらが慣れてきてしまう、変な感覚。

でも我が家お客様も多いので、
玄関粗相など続くのはかなりの危機感あり。
動物病院の先生また相談。
フェリウェイも注文してもらって、
到着後またすぐ散布心掛けるが、その日と次の日くらいは、そこを
避けられる気はするけど、そこ以外にも無数に粗相スポットがあるので
やっぱり心もとない。

フェリウェイ注文してもらったときだったか、
やはり不安障害かなということで、それに対応するお薬(SSRI?)もらった。
夜、試してみたら(2錠)フラフラになったけど
確かにトロンとしてずーっとゴロゴロ言って幸せそうではあった。
そしておしっこもトイレでしてくれる。(!)

でも、薬が切れるとまた粗相の気配。
フェリウェイをもらいに動物病院へ行って相談。
ネスレから出ているカーミングケアという腸内環境から安定させるみたいな
サプリのことを教えてもらい、加えて
ひどいときだけ使うかなということで、前に処方してもらったSSRI(?)
もらってきて、私のお守りに。

容量は(前回効きすぎたので)半分の一錠にしてみようとのこと。
ところが一錠でも最初は強く効いてとろんとなるが
丸一日は持たずな感じがして、
切れると落ち着きがなくなるような感じ(粗相しそうな気配)
なので、半錠にしてみて朝に夕に2回投与。
お薬が入っている間の粗相は激減。
やっぱりパニック障害やったのね…と勝手に納得。

薬が切れた隙間の粗相で
スリッパにおしっこが溜まっていたので、採取して尿検査へ。

7月31日 クロミカルム5mg(前回のお薬よりおだやからしい)投与開始。
お薬は効く体質みたいなので、4分の1から。
やってみると一日もつ感じがしなくてやや不安。切れたなと思うタイミングで
4分の1ずつあげてみる。(1日容量2分の1は超えない範囲)
カーミングケアも同時に始める。うんちがとてもいいうんちになった(なんだか健康的な感じ)。
これも効いているのか?どちらが功を奏しているのかわからないけど、
これ以降、粗相はしていない。
(検査に出していた尿も、異常なしということで動物病院からお電話もらった)

落ち着いてきたので、クロミカルムは1日4分の1に。
最初のようにとろっとして活動性がなくなるというほどでもなく、
ほどよくニャーンと元気にしている気がするから、これが今のギリギリいい量なのかも?
やっと飼い主も落ち着いてきた。(8月6日現在)

普段から人の不具合のお話を聞かせてもらっているから、
少しはわかっていたつもりだったけど、
今回、家族に患者さんのいるしんどさみたいなものを(猫だけど)体感して、やっぱり痛感。

実際の粗相の後始末がエンドレスに思えてしんどくなったり
これ以上かわいい我が子(猫だけど)が何もかもわからなくなっていったらどうしようとか
回復しなかったらどうしようとか、愛する子(猫だけど)の幸せって何だろうとか、
私ができる最善って何だろうとか、いろいろ考えた。

こういうふうにして家族が巻き込まれ
しんどくなっていくんやなあという感覚を直に感じて、再確認もできたし、
しんどいことを共有しながら家族みんなが結集していろいろ成長できる部分もあるよね
ということも、思い出したりした。
何事も勉強ですね。
これからも何がどうなるかわからないけど、なんとかがんばっていけそうな気持ち。
ありがたい。

それと、いつも親身になって相談に乗ってくださる動物病院の先生には感謝しかないです。
豊富な経験に基づくいろいろな提案、飼い主と動物を思いやった柔軟な処方は本当に心強くてありがたいです。
何よりたくさんこちらの不安の話を聞いてくださり、
心に伴走してくれる医療者(専門家)の存在は、本当に支えになりますね(実感!!)。
わたしも日々見習いたいなと思います。


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