七夕

私は、エンゲル係数の高い家に育ちました。
いわゆる貧乏人(^_^.)でも食べるものだけは結構贅沢だったけど。
そんな生活の中でも、母は季節のことはちゃんとやってくれました。
お彼岸の牡丹餅、節句、七夕、十五夜・・・
クリスマスはアーメンだから関係ないって言ってたけど（笑）

私も子供が小さいころは七夕はやったな・・・

昨日の日曜、嫁が笹を取りにくるというので楽しみに待っていました。
息子は？と聞くと仕事。日曜さえ休めない忙しさで孫たちがかわいそう。
二歳半過ぎの孫に「パパは？」と聞くとすかさず「パパ会社」
パパ＝会社のよう。
息子がこないと気楽でうれしい。と子離れ親離れが異常なくらいできているわれわれ(^_^.)
っていうか、息子に捨てられているだけのことだけど（笑）

結構立派な笹竹をじいちゃんが切って、色紙も探し出してきてくれました。
そういえば、短冊をつるす紐は棕櫚（シュロ）だったなあ。と思い出し庭に生えているシュロの木から葉をとってもらい、裂いて紐にして先を縛っておきました。
昔の人の知恵は最高です！
今頃何をエコ・エコとエゴな人たちが言っているのかと思います。
嫁に、こういうことを伝えていってほしいとお願いしました。
それには私たちが見せてあげなくてはね。
色紙で短冊作ったり、こうだったかああだったかと昔を思い出しながら飾りを作りました。
楽しかった。

幼い子二人がいてのご飯ごとは大変だから、うちに来たときはいつも据え膳で嫁に食べさせて息子のおかずを持ち帰ってもらいます。孫に「ご飯食べていく？」と聞くと最近は何でも反対のことを言うのに「いく！」というので大笑い。
「何を食べるの？」というと「魚！」と。いつも白身を食べさせてきたのです。
ばあばは早速買い物にって大きなメバルを買ってきました。
高いので大人は鯛の切り身の塩焼き。真鯛の天然ものだったのでおいしかった。
夕方特売ならではの値段で助かります。（笑）
8ヶ月のしたの孫もすごい食欲で大騒動。
上の子はいまだに普通のこのようにお菓子とか食べさせてない。
おかずはおばあさんの手料理といったものがすきで、酢の物も食べるので笑える。
野菜と魚で育ってきたのです。甘みは果物から・・
アトピーのおかげでママはずいぶん勉強できました。

帰るときは笹を持ち帰るのが心配でしたが何とかうまく入りました。
今日は七夕。でも今年も曇っていて星空は見えません。残念。

じいちゃんは、今日一人でまた息子のところに飾りつけした笹を見に行きました。
私は仕事なので嫁さんに「迷惑じゃない？」と聞くと「ぜんぜん、タッキーが喜んで待っている」といってくれたので、いそいそと出かけていきました。嫁さんに感謝です。
孫が昼寝をした隙に帰ってきたようですが帰ってくればまたすぐ顔がみたくなる・・
孫に恋するじじ・ばばです。