誕生日には映画を

誕生日が今年もきました。当たり前だけど（笑）
５月は２日がわたし、７日が長女です。
母の日も近いので忘れられがちな誕生日。

そんな中に、毎年千代子さんからはお花が届きます。
千代子さんは新しくできたケアホームに移り７人の方と暮らす道を選びました。
グループホームのような形です。
ただ日中は、今までの施設に通い過ごすと言う形になるようです。
だから費用も今までよりかかりもう余裕は一切ありません。
親の残したわずかな預金を取り崩し、なくなったら生活保護を受けるのでしょうか。
そんな状態なのに、今年もまた花が届きました。



女性は何より花のプレゼントが嬉しいものです。
申し訳なく思うとともに心から感謝しました。

誰も覚えていないやと思っていても毎年彼女だけはお花を贈ってくださるのです。
でももう今年こそ最後にしてもらおうと思っています。

誕生日の朝、オットを誘い映画にいきました。
折りしも王子が結婚したばかりのイギリス王室のジョージⅥが吃音を克服する姿を描いた「英国王のスピーチ」です。
良かった。ああいう史実を映画にできるなんて開かれた王室だなって思います。
結婚式のリハーサルだってすごい陽気で、信じられないけれどyoutubeで観られます。
最近は映画もめちゃ厳選します。１０００円ソンしたって思いたくないから。
次にどうかと思うのは「木漏れ日の家で」です。

ランチをちょっと豪華に食べて自分だけ生ビールをいただきました。^_^;
ショッピングでみんなの靴を買い、私のへそくり払い！

オットは孫二人のグローブのみポケットマネー！
結婚記念日も誕生日も何もありません。
過去一回だけ好きな指輪を買ってと彼にしては大金をくれたことがあるだけです。

映画を観ている時、何度も娘から連絡がはいっていて、かけなおすと夜来るとのこと。
嫁とも連絡取って仕事の息子以外集まってくれました。
どんなときも私がおさんどんなので、これまた大変。

孫からは私とオットの顔を描いた絵と庭に咲くお花を。
嫁からはケーキを。
娘たちからはマッサージクッションを。

還暦をこえて、残りの人生はいくばくか。
「今日と言う日は残りの人生の第一日目」と言う言葉を胸に、毎日を大切に生きていきたい。