徒然なるままに

子供の頃から活字が好き。読んだ本のこととか日々の暮らしの中で感じたことを綴っていきます。

何も教訓にしていない東電

2011年04月23日 | Weblog
原発事故の後処理に奮闘している現場の作業員たちが高濃度の放射能に汚染され症状がでた時のために、造血幹細胞を正常のうちに本人から採取して、最悪に備えて保管すべきと、白血病の専門医が提言した。


しかしだ・・・いつものごとく、東電は「まだそこまでいってないので今の時点では必要がない」と。。。
ずっとそういうセリフで、どんどん被害は広がった。

最悪の場合に備えなかったことから今のこの状況があるのではないか?

起きたことから何も学んでいない東電の上層部である。
毎日放射能を浴びながら現場の体育館で、ごろ寝でろくな食事もとってない作業員の人たちに混じって働け!!

今はたった一人だけ作業員の健康状態を観る為に医師が派遣されている。
固い板の床に毛布を敷いて寝る彼らの疲労はもうピークだという。

私は、いつも物事を悪いほうへ悪いほうへ心配してしまうという悪いくせがある。
もしも、こうなったら困るから、これを用意しておく。それでももしこうなったらそれでは足りないから、他の道も用意しておく。
などと旅行にいく前など実に大変だ。
生きて帰れるとはわからないから、きちんと片付けて洗濯物も全部洗って部屋をきれいにして、残った人が困らないよう・・
財布を落としたら困るから、一部はこっちに入れて、もしも病気をしたら困るから保険証も持って・・などなど・・
だからいく前に疲れてしまう。

でもでも、今はそういう神経の人が必要だと思う。
最悪のさらに最悪に備えるべきだと思う。
絶対造血幹細胞を採取保管すべきだ。

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