今日2月22日は1979年に数え年95歳で亡くなった俳人「富安風生」の忌日だそうです。
戦前の逓信省で次官までつとめた傍ら、高浜虚子に師事し自ら俳誌「若葉」を主宰した方です。
昨日の朝刊で同世代の俳人「杉田久女」の句として「寸分の隙間うかがう隙間風」が紹介されていましたが、読者からその句は「風生」の句だという指摘があり今朝の余録となったようです。
この句はどこかで目にした事がありましたが、風生のことは知りませんでした。
「いやなこといやで通して老いの春」・・・76歳
「生くることようやく楽し老いの春」・・・78歳・・傘寿の正月の句
彼は、
「発見するというか、拾うというか、天啓みたいにぽつんと落ちてくる」
俳句というものはそういうものだと晩年語っていたという。
辞世の句
「九十五歳とは後生極楽春の風」
団塊世代のちょい前のわたしたちなんか、まだまだひよっこ。
数え95歳でなくなるまで、艶のある句を読み続けたこの俳人のことをもっと知りたいと思いました。
戦前の逓信省で次官までつとめた傍ら、高浜虚子に師事し自ら俳誌「若葉」を主宰した方です。
昨日の朝刊で同世代の俳人「杉田久女」の句として「寸分の隙間うかがう隙間風」が紹介されていましたが、読者からその句は「風生」の句だという指摘があり今朝の余録となったようです。
この句はどこかで目にした事がありましたが、風生のことは知りませんでした。
「いやなこといやで通して老いの春」・・・76歳
「生くることようやく楽し老いの春」・・・78歳・・傘寿の正月の句
彼は、
「発見するというか、拾うというか、天啓みたいにぽつんと落ちてくる」
俳句というものはそういうものだと晩年語っていたという。
辞世の句
「九十五歳とは後生極楽春の風」
団塊世代のちょい前のわたしたちなんか、まだまだひよっこ。
数え95歳でなくなるまで、艶のある句を読み続けたこの俳人のことをもっと知りたいと思いました。
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